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リスボンのブック・スパイ
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リスボンのブック・スパイ

アラン・フラド(著者), 髙山祥子(訳者)

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リスボンのブック・スパイ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2024/09/30
JAN 9784488011390

リスボンのブック・スパイ

¥2,750

商品レビュー

3.6

7件のお客様レビュー

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2025/01/16

時は第二次世界大戦下。アメリカで司書をしているマリアが、ちょっとびっくりする方法で司書の諜報員になりリスボンへ。そこでの任務は、焚書から重要な本を守ること。と見せかけて、枢軸国の新聞や本を集め、マイクロフィルムに収めること。(本を送ると嵩張るのでフィルムにする) その流れの中で、...

時は第二次世界大戦下。アメリカで司書をしているマリアが、ちょっとびっくりする方法で司書の諜報員になりリスボンへ。そこでの任務は、焚書から重要な本を守ること。と見せかけて、枢軸国の新聞や本を集め、マイクロフィルムに収めること。(本を送ると嵩張るのでフィルムにする) その流れの中で、ナチスのユダヤ人迫害から逃げるユダヤ人を命懸けで援助するティアゴと知り合う。 当初、司書はスパイ活動には手を出さない決まりだったが、仕事を続けるうち、新しい任務を任され、マリアはなんと二重スパイに。 2人は戦争を終わらせるため、それぞれの立場で戦っていく。 いつバレるのかとハラハラな展開だった。この物語はフィクションだけど、司書の諜報員は実在していて、マリアの性格もその職員から着想を得たとか。 そして中立であるリスボンはスパイ行為の街だったんだね。中立だからって油断も隙もありゃしない。 ともあれ、史実を元にしたということで、色々学ぶことも多かった。

Posted by ブクログ

2024/12/26
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※このレビューにはネタバレを含みます

ここ2、3年、大戦中の女性の活躍を描いた小説が多く出版されている気がする。 私も何冊か読んだが、このブック・スパイが一番面白い。 主人公の一途さ、スピーディに進むストーリー、生き生きとした登場人物、自然と感情移入ができてとても読みやすかった。 スパイとしての行動は出来過ぎだが、そもそも、派遣されるために取った行動自体がその布石で、素質があったということか。 史実に基づいたエピソードも含まれるということ。 が、それを踏まえても、飛行機事故はなにか唐突。本文の文脈には関連がなく(敵国の陰謀かと思ったが、そんなこともなく…)、生き残った奇跡も軽く扱われていて、ちょっと残念で、この点でマイナス1。

Posted by ブクログ

2024/12/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

CL 2024.12.18-2024.12.21 第二次世界大戦中、ニューヨークの図書館司書が枢軸国の刊行物を収集するためにリスボンにおもむく。本に関する物語かと思ったらけっこうしっかりしたスパイもので意外だった。 あっという間に二重スパイになったり、ノルマンディ上陸作戦に大きな影響を及ぼす誤情報を流したり、ちょっと現実離れしたところが気になったけど、史実を基にしているというから驚く。主人公の強い意思に圧倒される。

Posted by ブクログ

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