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資本主義が人類最高の発明である
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資本主義が人類最高の発明である
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商品レビュー
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進歩の代償とされる、よい職の減少、賃金の停滞、格差、などは生じていない。資本主義は常に美しい訳では無い。 市場は、価値観、才能、努力に報いてくれるわけではない。唯一、他人のために効率よく価値を作り出したものに対して報いてくれる。この自由市場の仕組みが、他の仕組みに比べて優れたものにしている。新たな価値を作り出す動機になる。 豊かさ、食事、寿命など過去よりも、ずっとよくなっている。 アフリカでも、モーリタニアやボツワナなど、大発展している国がある。他の国は支配階級が利権を温存しているから発展しない。 経済成長がなければ、他の問題も解決しない。 コロナ、戦争などの危機にも自由な対応力が発揮できる。 トップ1%が100倍生きられるわけではない。全員の生活向上に比べたら優位性は少ない。 資本主義のほうが、やりたいことができるので幸福をもたらす。 孤独死、ブルシットジョブ、ハイテク独占、SNSのデータ資本主義、なども、中国などのミッション志向主義よりも自由主義のほうが解決方法が柔軟で進んでいる。 古典的リベラリズムの立場。 左派をリベラルと呼んで、大きな政府と規制を要求するのは、本来のリベラリズムとは違う。 リベラリズムは自由主義のことだが、新自由主義やネオリベラリズムというと、右派のレッテルになっている。政府介入を拒み、規制を緩和する主張。 どちらの立場とも少し違うので、古典的リベラリズムと呼んでいる。ハイエクなどのオーストリア学派に近い。 とはいえ、規制がまったく不要ではない。警察、司法、インフラ、などは必要。エリツィン時代のロシアは、法治がなかったため、失敗した。 環境問題は、どうやって解決するか。市場の失敗を償うための方法には、規制や管理者が必要。 適切な範囲で規制が必要。適切な範囲が、人によって違う。 市場万能論は、粗雑に見える。市場の失敗をあげつらうほうが利口に見える。問題はどちらに寄るか。 同じデータを見ても、解釈が違う。 底辺層の35%の人々が脱出できている=格差は固定されていない。一方、半分以上の人は脱出できていないので肯定されている、と解釈するか。
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資本主義は格差を生み出すだけの残酷な世界、という先入観をデータを使って見事に覆してくれる本。 ただしいいことばかりではないことも教えてれます。それはたくさん失敗することがあるということ。それでも自由な選択肢がある方がいいじゃない? 自分には無理と言い訳ばかりする人には耳の痛い...
資本主義は格差を生み出すだけの残酷な世界、という先入観をデータを使って見事に覆してくれる本。 ただしいいことばかりではないことも教えてれます。それはたくさん失敗することがあるということ。それでも自由な選択肢がある方がいいじゃない? 自分には無理と言い訳ばかりする人には耳の痛い話かも。自分がそうならないように思わせてくれる本でした。
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レビューはブログにて https://ameblo.jp/w92-3/entry-12885592649.html
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