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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 秀和システム |
発売年月日 | 2024/09/20 |
JAN | 9784798073835 |
- 書籍
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ラトヴィアの図書館
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ラトヴィアの図書館
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バルト三国の一つラトヴィア。ソ連に占領され、ナチスドイツに占領され、またソ連に占領、「バルトの道」という独立運動を経て、1991年に独立した。本書の解説でラトヴィアを始めて知った。そしてそのような歴史的状況からがラトヴィアの言語、文化の振興はかなり力が入っている。その取り組みがラ...
バルト三国の一つラトヴィア。ソ連に占領され、ナチスドイツに占領され、またソ連に占領、「バルトの道」という独立運動を経て、1991年に独立した。本書の解説でラトヴィアを始めて知った。そしてそのような歴史的状況からがラトヴィアの言語、文化の振興はかなり力が入っている。その取り組みがラトヴィアの国立図書館、中央図書館の様子とともに紹介される。図書館の役割は変わらず生涯学習の支援と読書振興、というのが良く理解できた。あと魂の癒しの場らしい。どの役割もぶれずに今後も考えていきたいところ。
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ヨーロッパの図書館を長年調査している著者による、ラトヴィアにおける図書館事情を紹介する一冊。 これまでにスカンジナビア各国の図書館についての本を出されている著者が、今回はバルト三国の一つラトヴィアに焦点を当てます。 ラトヴィアはロシアとソ連に長く占領された歴史があり、その間ラトヴ...
ヨーロッパの図書館を長年調査している著者による、ラトヴィアにおける図書館事情を紹介する一冊。 これまでにスカンジナビア各国の図書館についての本を出されている著者が、今回はバルト三国の一つラトヴィアに焦点を当てます。 ラトヴィアはロシアとソ連に長く占領された歴史があり、その間ラトヴィア語は使用禁止という厳しい経験をしました。 しかし独立後には様々な支援を受けながらラトヴィア語を公用語に定め、図書館はラトヴィア語のアイデンティティを守る砦となっていきます。 新国立図書館へ資料を搬入する際に人から人へ手渡しして運び込む“人の鎖”が世界的なニュースとなり、ラトヴィアの復興と国民の知的な側面が知れ渡りました。 戦後の短期間で急速に変化した国としては日本も同じですが、自国の文化の保全を第一に掲げたラトヴィアと経済復興一択であった日本とでは見ていた未来の方向が違っていたのでしょう。 それ故に今の図書館の姿にも違いがあり、そこから学べることが多いなと感じました。
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