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ハッピーファミリー(05) 復讐のレンタルお母さん ゼノンC
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ハッピーファミリー(05) 復讐のレンタルお母さん ゼノンC

船木涼介(著者)

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ハッピーファミリー(05) 復讐のレンタルお母さん ゼノンC

770

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 コアミックス
発売年月日 2024/09/20
JAN 9784867206898

ハッピーファミリー(05)

¥770

商品レビュー

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2025/01/26
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※このレビューにはネタバレを含みます

 2025年1月24日(金)にゲオ三国本町店でレンタルし、2025年1月25日(土)に読み始め、同日読み終える。第1部完といった感じ。なるほど、こういう感じで物語を続けていくんだなと。第6巻は2025年5月20日(火)発売予定で「電子書籍のみの販売となります)とのこと。  最後の展開がとてもすばらしかった。自宅が火事になった場面で隼(はやと)が「このままじゃ…燃えちゃう…」「お母さんのもの…僕の部屋に隠してあるのに…」と戸惑っていると、復讐のために石田家に入り込んでいたレンタルお母さんのアイダさんが「大丈夫よ『お母さん』は強いもの」「子供たちのためならなんだってできちゃうから」と言って取りに行くように見えるシーン。実際に取りに行ったのかどうかはわからない。あらかじめ確保していたのかもしれないし。 そのあと隼が登校拒否になって無口ではないようだけど口数が少なくなり、最後に実の母であるマリちゃん(麻里奈)の調理器具が何者かによって玄関先に届けられているのを見て、隼が泣く。それはアイダさんによって届けられたことは間違いないのだけど、愛理(あいり)と隼からアイダさんの姿は見えない。  愛理はその後行方不明になっていたアイダさんが無事だったことを知り「アイダさん…無事だったんだよ…」と言って泣き、隼も同じ理由で泣いていると思っているのだけど、マリちゃんの調理器具を見て泣く隼はじっさい何で泣いているのかがわからない。実の母であるマリちゃんの思い出の品が無事だったことを想って泣いているのか、それともアイダさんが無事だったことを想って泣いているのか。隼は自宅が火事になったとき麻里奈(マリちゃん)が灯油を自宅に振りまいてアイダさんを殺そうとしているのを見て、実の母である麻里奈(マリちゃん)の呼びかけに応じるのではなく「僕のせいで…アイダさんが…」「アイサさんを…助けて…!」とレンタルお母さんのアイダさんを心配していたから、たしかにアイダさんが無事だったことを知り泣いていたとも言えるが、隼はマリちゃんのフライパンを抱きしめて泣いているのよね。そんな隼を愛理は「ごめんね…」「私は…今はまだマリちゃんを許す事が出来ない…」と言ってうしろから抱きしめる。  そもそも「実の母」とは何なのか、についても考えさせられる内容なわけで、安易に「実の母」と書くのも憚られるところ。ともかく、この隼が泣いている理由に解釈の幅を持たせつつ、愛理と隼の心がもしかするとすれ違っているのかもしれないと見せるシーンやそこまでの展開には、電車の中で読みながらぞくっとした。まあ、深読みしすぎなのかもしれないけど。   爪のあいだに針を刺すシーンは『鬼獄の夜』でもあったなと。

Posted by ブクログ

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