商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2024/09/06 |
| JAN | 9784121508218 |
- 書籍
- 新書
観光消滅
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観光消滅
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商品レビュー
3.7
8件のお客様レビュー
コロナ後の観光について手際よくまとまっている。ただ全体的に日本の観光を悲観的・批判的に書いているだけで、具体的な提案や分析は薄く、海外の事例紹介にとどまっている感がある。 著者がNHK出身ということもあるが、広く浅く、メディアの報道的な内容になっている。メディアが「観光立国」を礼...
コロナ後の観光について手際よくまとまっている。ただ全体的に日本の観光を悲観的・批判的に書いているだけで、具体的な提案や分析は薄く、海外の事例紹介にとどまっている感がある。 著者がNHK出身ということもあるが、広く浅く、メディアの報道的な内容になっている。メディアが「観光立国」を礼賛している話は参考になったが、もう少し深掘りして分析してほしかった。
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今熱い観光産業に対する批判的視点を提供している。排外主義が台頭しパスポート保有率は低下する中、インバウンドにお金を落としてもらおうというのはいかがなものか。つまり、もっと海外旅行に行こうということ。 以下走り書き ・京都市のホテル増加→京都市内に住めない!→草津などの人口増加 ...
今熱い観光産業に対する批判的視点を提供している。排外主義が台頭しパスポート保有率は低下する中、インバウンドにお金を落としてもらおうというのはいかがなものか。つまり、もっと海外旅行に行こうということ。 以下走り書き ・京都市のホテル増加→京都市内に住めない!→草津などの人口増加 ・外資系ホテル増加、日本にお金が落ちてすらいない ・世界遺産のネームバリューが強いのは日本だけ ・THE KING IS DEAD コペンハーゲン ・二重価格は導入が難しい(どう区別するのか?) 9/7追記 ・2023年度時点では、日中関係の悪化だったり、集団旅行が解禁されてなかったりの影響で中国人観光客数が大きく落ち込んでいたが、2025年現在ではかなり回復している。でも一位の座は韓国がキープ中。
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観光立国と耳にするようになってから同時にオーバーツーリズム等の問題も浮き彫りになってきたように思う。本書は「観光消滅」とセンセーショナルなタイトルで目をひくが、内容としてはそこまで過激ではなく、観光業や地元の方の生活環境をうまく両立させていくためにの課題を啓発した書という方がし...
観光立国と耳にするようになってから同時にオーバーツーリズム等の問題も浮き彫りになってきたように思う。本書は「観光消滅」とセンセーショナルなタイトルで目をひくが、内容としてはそこまで過激ではなく、観光業や地元の方の生活環境をうまく両立させていくためにの課題を啓発した書という方がしっくりするとも思える。 外国人観光客が増加してインバウンドが復調すると共に交通機関の渋滞やマナーの問題だけでなく、日本人観光客や地元の方々の経済格差について触れられているが、グローバル化が進む日本において、観光客とそれ以外に区別することが一つ鍵になるように思える。海外では観光客と地元住民とでは二重価格が設定されることも珍しくない。つまり政策の問題に帰着するのだが、「観光立国」として、腰が重くなってしまうことは仕方がないとも思えてしまう。 様々な問題提起をしてくれる本書は、観光政策を検討する、よき前提知識と指針となってくれるだろう。
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