商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2024/09/06 |
JAN | 9784121508218 |
- 書籍
- 新書
観光消滅
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観光消滅
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<目次> 第1部 崩壊~「観光立国」の実態を検証する 第1章 「観光立国」の現場を見る 第2章 データが語る「観光立国」 第3章 メディアが増幅する観光 第4章 海外旅行をしなくなった国でも「観光立国」なのか 第5章 「インバウンド富裕層の増加は日本を潤す」...
<目次> 第1部 崩壊~「観光立国」の実態を検証する 第1章 「観光立国」の現場を見る 第2章 データが語る「観光立国」 第3章 メディアが増幅する観光 第4章 海外旅行をしなくなった国でも「観光立国」なのか 第5章 「インバウンド富裕層の増加は日本を潤す」は本当か 第2部 消滅~持続不可能に導く背景 第6章 観光立国の夢を打ち砕く気候変動と情勢不安 第7章 観光どころではない深刻な人手不足 第3部 未来~観光政策は見直されるべきか 第8章 観光産業への手厚い助成の是非 第9章 世界遺産は誰のためのものか 第10章 二重価格は観光公害を救うのか 第11章 五輪や万博は観光客誘致の起爆剤となるのか 終章 観光を地域や私たちのプラスにするために <内容> 城西国際大学観光学部教授(NHKから大学へ)によるかなり辛口な観光論。ただ正鵠を射ていると思う。日本の政策が劣化している典型だろう。京都も東京もインバウンドの観光客だらけ。その上日本人も大して学習せずに、マスコミやSNSに踊らされて観光しているので、決まった場所だけが混む。鎌倉も小町通りや江ノ島だけ、京都も清水寺や祇園、金閣・銀閣寺、竜安寺だけ。6月末に京都に行って、青紅葉を楽しみましたが、鷹ヶ峰とかほぼ人がいなかった(秋はスゴい詩仙堂あたりも空いていました)。日本人はもっと落ち着いて情報を集めて(これが劣化しているのかな?いや昔からテレビやムック本のとこしかいかないか?)、人を分刺させる必要があるかな?京都、東京あたりのホテルもみんな高級化しなくても、適価で販売すれば部屋の充足率も高まるのでは?棲み分けって無いのだろうか?
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9月「三連休」第二弾。 どこかへ出かける人も多いだろう。 観光客の受け入れ態勢が追いつかないオーバーツーリズムが問題になっている。 そう言えばコロナ禍で、なりたたなくなった観光業を盛り上げようと、「Go To トラベル」と「全国旅行支援」を行っていた。 ...
9月「三連休」第二弾。 どこかへ出かける人も多いだろう。 観光客の受け入れ態勢が追いつかないオーバーツーリズムが問題になっている。 そう言えばコロナ禍で、なりたたなくなった観光業を盛り上げようと、「Go To トラベル」と「全国旅行支援」を行っていた。 しかし、本当に効果があったのかと思う。 「そもそも旅行業界、観光業界は、永年自民党の幹事長を務めた和歌山県出身の長老政治家の牙城(がじょう)」であり、和歌山大学には国立唯一の観光学部があるし、「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産登録にも裏で大きな働きがああったそうだ。 果たして、この政策によって必要なところに行き渡ったのか。 そう言えばあのご老人、中国に卒業旅行にも行ったなあ。「中国に修学旅行」などと余計なことを言って何をしにいったのか。 地元の人の生活が窮屈になっている。 有名なのが京都を訪れる海外旅行客の増加でバスに乗れない人の行列ができて地元の人が利用しにくいという状況が生まれている。 この事態を打開するために、2024年6月から京都市営バスがJR京都駅と清水寺祇園、平安神宮、銀閣寺など東山地区の観光地を結ぶ特急バスを土日休に運行する計画を発表した。 1回230円の運賃を500円に設定する。 見たいところを見て回り、美味しいものを食べて行ってよかったなあと思える観光を実現してほしいなあ。
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