商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2024/09/06 |
JAN | 9784094073881 |
- 書籍
- 文庫
処方箋のないクリニック 特別診療
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処方箋のないクリニック 特別診療
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商品レビュー
3.8
4件のお客様レビュー
こんなお医者さんがいたらいいなぁ〜と思わせるシリーズの第二弾! 先生の過去が顕になります。アメリカでこんな恋愛経験をして辛い別れがあり、人間的に成長して今の形の医療に取り組んでいるのかと分かる回です。 どこの診療科にかかればいいか分からない病を或いは病とは言えないものを、相談...
こんなお医者さんがいたらいいなぁ〜と思わせるシリーズの第二弾! 先生の過去が顕になります。アメリカでこんな恋愛経験をして辛い別れがあり、人間的に成長して今の形の医療に取り組んでいるのかと分かる回です。 どこの診療科にかかればいいか分からない病を或いは病とは言えないものを、相談出来る窓口は確かに今はあまりありません。おじいさんやおばあさんの知恵袋やお坊さんの説教、老練な先生、そんな人達はいつの間にいなくなってしまった殺伐とした世の中に幅広い知識と見識を持ち、医者としての技量に裏打ちされた先生はとても頼もしい…。 身の回りにこんなお医者さんがいたらどんなに安心で、心強いかと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【あらすじ】 内科医青島倫太郎は、エリートだったアメリカ生活を離れ実家の病院の代替わりの手伝いで帰国し、青島総合病院の離れにある家で看護師の小泉ミカと医療相談を請け負っている。そこにやってくるアルコール依存手前の広報ウーマン、上司のパワハラで転職を考える営業マン、玉の輿をねらう港区女子、スマホ首ゲーマーのコンビニスタッフ、突然夫に尊厳死を希望された妻、そばアレルギーの男児の母親。ありふれた病気の裏に潜むトラブルを、ハーフパンツの内科医が優しく解決していくほっこりとした医療小説。 【感想】 文庫本で夏川草介氏が解説でも書いてあるように、医療関係者は病院や診療所を舞台にした物語を読んでも純粋に物語を楽しむことが難しい(人による)。自分もリアルな描写は疲れてしまうし物語の世界でまで病院と関わりたくないと思ってしまうことがある。この作品は重すぎず、ゆっくりとした医療を展開しているし短編集のように読めるので読みやすい。青島倫太郎のハーフパンツが、アメリカ時代の彼女、メイの兄ケニー(胃癌で死去)が最後にデザインしたパンツ=形見だったとは。
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シリーズの第二弾。 今回も様々な難しい患者が登場する。 それを古い洋館で医療よろず相談のクリニックで医師の青島が解決していく。 解決していくというより導いていくという感じか。確かに処方箋のないクリニックである。
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