1,800円以上の注文で送料無料

文化はいかに情動をつくるのか 人と人のあいだの心理学
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍
  • 1206-06-03

文化はいかに情動をつくるのか 人と人のあいだの心理学

バチャ・メスキータ(著者), 高橋洋(訳者), 唐澤真弓

追加する に追加する

文化はいかに情動をつくるのか 人と人のあいだの心理学

3,300

獲得ポイント30P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 紀伊國屋書店
発売年月日 2024/08/28
JAN 9784314012096

文化はいかに情動をつくるのか

¥3,300

商品レビュー

5

3件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/03/16

情動は人と人のあいだにつくられる、という考え方は、おそらく私たち日本人には納得のいく考え方だと思う。 そもそも西洋から輸入された「個人」という考え方よりも、協働、協調性、集団意識の考えのほうが馴染みやすい。 集団の中で文化がうまれ、その文化の中でうまれる言語には、それぞれの文化...

情動は人と人のあいだにつくられる、という考え方は、おそらく私たち日本人には納得のいく考え方だと思う。 そもそも西洋から輸入された「個人」という考え方よりも、協働、協調性、集団意識の考えのほうが馴染みやすい。 集団の中で文化がうまれ、その文化の中でうまれる言語には、それぞれの文化が直訳できない概念があるように、言語は文化によって作用され、言語によって私たちは思考し、それを情動という形で集団に還元している。 そして集団がまた、文化をつくる。 その輪の中に私たちはいて、輪の外があることを認識していなければ、そもそも論の外というものを考えることもできない。 その状態が、分断だと思う。 私たちは、無理に輪の外の人を自分たちの輪に押し込めるのではなく、輪の外は、外として認識し、理解することが必要なのだ。 なるべく多くの、自分たちとは異なる情動の情報を知る。 異なる情動がどういうものかを想像してみる。怒り、哀しみ、愛、喜び、憎しみ。それらのグラデーション。 どのように自分たちとの違いと折り合いをつけるかを考える。文化的な謙虚さ。 そういう創造力が、分断をなくしていくための一歩につながると思う。

Posted by ブクログ

2024/09/18

ロスト・イン・トランスレーション: 情動ー文化の影響 情動の仮定義ー意味の構築・方針の再設定・行動基準・再調整 ふたつの情動――MINE型とOURS型: 内部or外部 感情or行動 本質or状況 子どもの育てかた 「正しい」情動と「間違った」情動 絆を結ぶ、快く感じる 情動を表...

ロスト・イン・トランスレーション: 情動ー文化の影響 情動の仮定義ー意味の構築・方針の再設定・行動基準・再調整 ふたつの情動――MINE型とOURS型: 内部or外部 感情or行動 本質or状況 子どもの育てかた 「正しい」情動と「間違った」情動 絆を結ぶ、快く感じる 情動を表わす言葉の多様性: 情動語 エピソード 社会のストーリー ワルツを学ぶ: 新たな文化・概念 情動を学ぶ 多文化社会・情動理解: 文化的能力→謙虚さ 情動リテラシー 文化的な境界を超えることは可能ーまず文化的な謙虚さ

Posted by ブクログ

2024/09/09

#読みたい本 本書紹介にあり意識させられて気づいたが、情動って確かに世界共通のものではない。日本人の情動は世界的にみてすごく特殊なものなのではないだろうか。文化と情動の関係を知ることは面白そう #文化はいかに情動をつくるのか #バチャ・メスキータ 24/8/28出版 http...

#読みたい本 本書紹介にあり意識させられて気づいたが、情動って確かに世界共通のものではない。日本人の情動は世界的にみてすごく特殊なものなのではないだろうか。文化と情動の関係を知ることは面白そう #文化はいかに情動をつくるのか #バチャ・メスキータ 24/8/28出版 https://amzn.to/3MlDK18

Posted by ブクログ

関連ワードから探す