商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 小学館 |
| 発売年月日 | 2024/08/30 |
| JAN | 9784098630523 |
- コミック
- 小学館
宗像教授世界篇(04)
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宗像教授世界篇(04)
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「「白き翼 鐡(くろがね)の道」は前巻「白き翼 黒の石刃」に続くエピソードである。物語は、男が白鳥である天女の羽衣を隠し、飛べなくなった天女と結婚する羽衣伝説に始まる(近江国風土記)。宗像教授によれば、白鳥は地磁気を感知して渡りの方角を知るが、磁鉄鉱や隕鉄にも引き寄せられる。古代オリエントのアナトリア人は磁鉄鉱・隕鉄を求めてその白鳥を追い、遠くバイカル湖周辺の鉄鉱山群に到達した。彼らは製鉄とともにヒッタイト、メソポタミア、ギリシアの神話伝説をもたらし、こうした神話伝説は更に日本にまで伝わったという。冒頭の羽衣伝説然り、冥界下り神話然り、大蛇退治神話然りである。所々で登場しては消える「蛇」の話題が今後物語を導いていくのか。興味は尽きない。 「白鳥の陵」では、忌部捷一郎がかつて妹神奈も参加した「磐船の会」に参加する。磐船の会とは物部氏の末裔が集い物部氏ゆかりの史跡を巡り歩く親睦団体である。神奈は忌部も物部氏の一族であることから誘いに応じて参加するが、ここで邪馬台国大和説に立つ参加者と論争になり九州説の立場からこれを論破したという。同じく九州説に立つ者としては痛快な場面である。その後捷一郎は宗像教授と落ち合い、神奈が捷一郎と一緒に訪れたいと言っていた白鳥陵古墳へと向かう。そこで彼は、妹の遺志を継いで白鳥の民を追うことを誓うのだった。 「蛇塚・前編」ではようやく宗像教授から捷一郎に「蛇」の話題が示唆される。6世紀のユーラシア大陸では異常気象に起因して東西にわたる民族大移動が発生するが、その部族たちは様々な動物をトーテム(象徴)としていた。熊族あり、猪族あり、白鳥族あり、狼族あり、更に「蛇族」もいたのではないかと。諏訪湖から出土した大穴が開けられた銅鐸に天目一箇神(あめのまひとつのかみ)の存在を嗅ぎ取り、宗像教授は天目一箇神を祖神とする物部氏の一派忌部氏の血筋である捷一郎こそが「蛇」との関係を追求するに相応しいと説く。話が飛躍しすぎて前半だけではよくわからないが、とにかく捷一郎は手掛かりを求めて諏訪湖へと向かうのだった。
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