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危険なトランスガールのおしゃべりメモワール
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危険なトランスガールのおしゃべりメモワール
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商品レビュー
4.5
4件のお客様レビュー
あらすじ(晶文社より)カンフーの達人で、病的な嘘つきのあたしは、生まれ育った町と家族から逃げ出した。誰かが描いた物語に、閉じ込められないために。行き着いた「奇跡通り」では、面倒を見てくれるディーヴァ、不思議な力を持つ魔女、鼻もちならない「お姫様」ら、様々なトランスたちに会う。やが...
あらすじ(晶文社より)カンフーの達人で、病的な嘘つきのあたしは、生まれ育った町と家族から逃げ出した。誰かが描いた物語に、閉じ込められないために。行き着いた「奇跡通り」では、面倒を見てくれるディーヴァ、不思議な力を持つ魔女、鼻もちならない「お姫様」ら、様々なトランスたちに会う。やがて、殺されたトランスジェンダー女性たちの仇を討つことを使命とするガールギャングに入り、ストリートで暴れまわる。待ち受ける数々の困難を前に、彼女は新しい家族を守り、痛みを癒し、自分の中にある真実を見つけることができるのだろうか?(https://www.shobunsha.co.jp/?p=8402) 2019 年にエマ・ワトソンがオンライン・フェミニスト・ブッククラブ「OUR SHARED SHELF」の課題図書に選んだやつ。不思議な世界観で好きだった。。どこまでが本当でどこからが嘘かわからない、嘘つきな「あたし」の文体に翻弄されるんだけど、それがなんか楽しい。トランスジェンダーのリアルを描写しながらも、ファンタジー小説のように読める(けどメッセージ性がぼかされることはない)。奇跡通りのキャラ濃いフェムたちが魅力的。腹にブンブン唸る怒りや痛みを抱えた「あたし」はお手本のような優等生キャラとは正反対なんだけど、それこそがこの物語の肝なんだよね。
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おそらく物語を展開する上で、なくても問題のない詳細な描写が随所に散りばめられていて、そのディティールの細かさからこれは作者の実体験なのだろうなと強く感じながら読み進めた。 決定打はトイレットペーパーというのがウケる。実際人生って些細なことで大きく変わったりするんだよなと共感。「...
おそらく物語を展開する上で、なくても問題のない詳細な描写が随所に散りばめられていて、そのディティールの細かさからこれは作者の実体験なのだろうなと強く感じながら読み進めた。 決定打はトイレットペーパーというのがウケる。実際人生って些細なことで大きく変わったりするんだよなと共感。「あたし」のように力強く、自由に生きられたら良いよな。
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トランスジェンダー女性が主人公の物語!購入した、読みたい!(野中モモさんの翻訳は2016 年『バッド・フェミニスト』のころから読みにくいと評判で、なかなか手が伸びない……!) トランスヘイトに抗い、おちょくるような痛快フィクション!
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