商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ハーパーコリンズ・ジャパン |
発売年月日 | 2024/08/23 |
JAN | 9784596713049 |
- 書籍
- 文庫
あんたを殺したかった
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あんたを殺したかった
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商品レビュー
2.7
3件のお客様レビュー
殺人と死体を焼いたと女性がヴェルサイユ警察に自首してきた。警察犬でさえ犯行現場を突き止められない完全犯罪を、何故自ら出頭したのか?何故遺留品さえ見つからないのか?主人公の女性と刑事のそれぞれの視点で細かく描かれる。少し説明的な文章だが、だんだん真実が明かされるのが面白い。主語の伏...
殺人と死体を焼いたと女性がヴェルサイユ警察に自首してきた。警察犬でさえ犯行現場を突き止められない完全犯罪を、何故自ら出頭したのか?何故遺留品さえ見つからないのか?主人公の女性と刑事のそれぞれの視点で細かく描かれる。少し説明的な文章だが、だんだん真実が明かされるのが面白い。主語の伏せられた題名も面白かった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
殺人を自白するローラ、それを捜査する警察と視点が細かく切り替わりながら進んでいく。 フランスの捜査手順などが、いつも見ている日本のとは違うのが面白い。 始まりがピークかな。 そこからえ?なんで?と思いながら読みつつ、この我慢がラストで報われてくれよ!頼むよ! 祈ってたのに結局我慢したままで終わる。 ローラの自白、警察側協力者の理由が意味不、ダミアンの異常執着心がなかったら進まないんじゃないかな、捜査費がバカにならんって言ってんのにめちゃくちゃ徹底的に調べるのおかしくね? ちょっとづつしか証拠が集まらないのは警察が無能ってだけじゃなく、ローラの計画を壊さないようにするためのご都合主義にしか思えなかった。 ローラは典型的なトリックためのキャラにしか思えず、犯罪の理由も取ってつけたような書き方で悲壮感があんましない。 ローラとダミアンどちらにも感情移入できず。 2人とも好きになれないままだったから、ラストがあれでも眠ったままで良かったねって感じただけ。 ページ数は少ないのに時間がかかったな
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フランス発のリベンジ・サスペンス小説。人を殺して死体を燃やして棄てたと警察に自首してきたローラ。しかし、肝心の証拠が全く見つからない…という話の導入部は中々魅力的だが、中盤早々物語の構図が見えてしまうため、それ以降は物語の牽引力が加速度的に落ちてきて、今ひとつ乗り切れない。とりわ...
フランス発のリベンジ・サスペンス小説。人を殺して死体を燃やして棄てたと警察に自首してきたローラ。しかし、肝心の証拠が全く見つからない…という話の導入部は中々魅力的だが、中盤早々物語の構図が見えてしまうため、それ以降は物語の牽引力が加速度的に落ちてきて、今ひとつ乗り切れない。とりわけ、過去の事件の証拠を主有している某人物の登場はあまりにご都合主義的。ラストシーンでそっちの意味もあるのね!と思わせるタイトルは秀逸なのだが、警察組織のザルさといい、終盤のどんでん返しといい、既視感があり過ぎて期待値に全く届かず。
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