イケボ配信者に狙われました 声から始まる溺愛ルート シャレード文庫

秀香穂里(著者), 由乃嶋眞箏(イラスト)

• 販売会社／発売会社: 二見書房
• 発売年月日: 2024/08/26
• JAN: 9784576240763

商品レビュー

2024/08/29

人気の配信者クラゲを推しにしている海翔が同じくクラゲを推しにしている雲の情報により観てしまったクラゲのエロ動画に嫌悪どころか同調してしまい自らも、とそこに驚きました。
そんな自分が許せないと思いつつもと葛藤するのにはとっても真面目なんだなと。
そんな海翔の前にクラゲに似た南雲が現れ共に過ごしていくうちに色々な面で共通するものがあったりとどんどん惹かれて行きクラゲと南雲への思いに悩んでしまう姿にはこちらも胸が苦しくなりました。
南雲からのキス、好きだと言われ一旦距離を取ろうとしたりしてそんな時に父親がとバタバタしてしまってどうなるのかハラハラしたけれどと海翔はやはり自分は南雲が好きなんだと認めハッキリと伝えられて良かったです。
そして南雲からの真実が語られて本当なら腹を立てる事なのかもと思いながらももうそこまでしてくれた南雲に心底惚れてしまった海翔にはこのままどっぷりと南雲に溺愛され続けて欲しいと思いました。
海翔の苦手な営業の仕事を頑張る姿勢、南雲と語る哲学の話、そしてHもとっても濃くとても読み応えのあるお話でした。

一つ、気になったのが誤植なのだと思いますがP236の12行目が
クラゲ×
南雲○
なのではと。
大切な場面なのでもし間違いなら電子では訂正されるのを望みます。