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銀河風帆走 創元日本SF叢書
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銀河風帆走 創元日本SF叢書

宮西建礼(著者)

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銀河風帆走 創元日本SF叢書

1,870

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2024/08/22
JAN 9784488021047

銀河風帆走

¥1,870

商品レビュー

3.3

3件のお客様レビュー

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2024/10/08

間の悪いことに、本書(宮西建礼:銀河風帆走)を読む直前に、春暮康一の「一億年のテレスコープ」を読んでいる。まさに内容まるかぶり。しかも、創元日本SF叢書 vs 早川書房単行本、しかも同時期に出版という構図に戸惑いを感じた。読む方が良く考えて本の選択をすればいいだけの話なのだが、「...

間の悪いことに、本書(宮西建礼:銀河風帆走)を読む直前に、春暮康一の「一億年のテレスコープ」を読んでいる。まさに内容まるかぶり。しかも、創元日本SF叢書 vs 早川書房単行本、しかも同時期に出版という構図に戸惑いを感じた。読む方が良く考えて本の選択をすればいいだけの話なのだが、「テレスコープ」の時と同じ様にあらすじを読んでしまうと読書意欲が減退する。本作品もその例にもれずWEB本の雑誌(文:牧眞司)であらすじが公開されていた。ため息が出てくる。いっそブクログでこの解説(あらすじ)をコピペしてやろうかと一瞬考えた。 本書は様々なアンソロジーで既に公開されている作品を纏めて出版したもの。「星海に没す」のみ書き下ろし。SFのアンソロジーは最近積極的に読んでいているが、運が良い事に(もしかしたら悪いのかもしれない)偶然にも読んでいなかったものが集まっていた。表題作の「銀河風帆走」は2013年の作品、その後、2019年・2020年・2023年・2024年の宇宙系のSF短編を出している。他の系統の作品はどのようなものがあるのだろう。ちょっと調べて本を入手して読んでみたい。でも、実はもしかしたら寡作の作家なのか。いつかは長編にも挑戦して欲しい。 本書の全体的な受け止めとしては、各作品のアイディアが秀逸で、いや、秀逸すぎて短編のまま終わらせるのはちょっと勿体ないと感じた。長編とはいかないまでにも、中編くらいの長さだと読みごたえがあるのでは?まあ、これまでの作品はアンソロジーであることの都合で長さが限定されていたのだろう。次は、3作品で1冊くらいの形で出版できればベストだろう。東京創元社も宮西さんに入れ込んでいるのであれば、次の本で宮西さんの意見も取り入れて素晴らしい本を我々に提供して欲しい。 個々の作品のあらすじは本の雑誌にお任せするとして、雑多な感想を述べると、どの作品も科学的考証がしっかりしている。これだけはハッキリ言える。なので、読んでいて全然飽きないだけでなく、読むスピードに加速度がついてしまう。長編になったら加速度がつき過ぎて光の速さに達してしまうのではないか・・・冗談です。20世紀ではアシモフの様なロボットSFが主流でロボットにAI機能が付いていた。中にはHAL9000みたいなものもあるが。しかし21世紀では人の形に似せたロボットAIだけではなく、ウェアラブルAI・埋め込み式AIに留まらず、形のないオンラインAI・ネットワークAIが多くなってきているようだ。今後はどの様な形式のAIへの発展していくのか、その未来へのワクワク感が止まらない。 「銀河風帆走」のエトク、ノチユ、レラの三人。R・シュトラウスの「エレクトラ」から借用したのかな。 今後の作者の益々の発展、特に飛躍的作品数が増えていくことに期待したい。

Posted by ブクログ

2024/10/05

久々に正統派SF、というか、科学小説を読んだ!って気分になれた。五篇の短編からなり、最初の三遍はSF的設定における高校生たちの純粋な(青春!)科学的行動が生み出す物語が、未来に期待を感じさせる(その分逆に現実のヤバさも)。 後半二編はガラリと変わって深宇宙におけるハードSF的設定...

久々に正統派SF、というか、科学小説を読んだ!って気分になれた。五篇の短編からなり、最初の三遍はSF的設定における高校生たちの純粋な(青春!)科学的行動が生み出す物語が、未来に期待を感じさせる(その分逆に現実のヤバさも)。 後半二編はガラリと変わって深宇宙におけるハードSF的設定で、“主人公”達の行動はなんとも未来の示唆に溢れている。押し寄せる科学的蘊蓄群に押しつぶされそうになりながらも、頑張ってくらいついて読んでいくと、頑張りに見合う結末が待っている。

Posted by ブクログ

2024/09/28

短編集 「もしもぼくらが生まれていたら」 うん?なんかピンと来ないなあ 一応読めるけど 飛ばして表題作で受賞作「銀河風帆走」 あー所謂ハードSFか 難しい科学的説明は読み飛ばして で全体の雰囲気がとても良かった でもまあもういいや 残りは読まずに返却

Posted by ブクログ

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