商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2024/08/08 |
| JAN | 9784480076410 |
- 書籍
- 新書
大阪・関西万博 「失敗」の本質
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大阪・関西万博 「失敗」の本質
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商品レビュー
4.1
19件のお客様レビュー
メガイベントの開催に伴うリスクや課題を冷静に分析した作品は、従来の成功体験にとらわれた人々の姿勢に疑問を投げかけます。特に、大阪・関西万博においては、予算の超過や建設現場の困難、メディアの影響など、さまざまな問題が浮き彫りになっています。夢洲という立地の特性や、意思決定における日本特有の空気感も含め、参加者や関係者が直面する現実を詳細に描写。多くの人が無関心でいる中、政治と行政の一体化が招く責任の所在の不明確さも指摘されています。これにより、成功の基準が曖昧になり、結果的には「失敗」と見なされる可能性が高まることを示唆しています。全体として、これからのメガイベントに対する新たな視点を提供する内容となっています。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
万博誘致から開催までの経過がよく分かる本書 IRと計画時期が入れ替わってしまったのは知らなかったが、本書を読んで開催前の盛り上がりのなさは、なるほどそういうことだったのかと納得できた 電通のことがなければ初めからもっと盛り上がったのかな?と思うが、猪瀬直樹と東浩紀の対談を見る...
万博誘致から開催までの経過がよく分かる本書 IRと計画時期が入れ替わってしまったのは知らなかったが、本書を読んで開催前の盛り上がりのなさは、なるほどそういうことだったのかと納得できた 電通のことがなければ初めからもっと盛り上がったのかな?と思うが、猪瀬直樹と東浩紀の対談を見るに「万博開催の物語」という大きな物語を誰も語れない、芯を貫くコンセプトがないというのが根っこにあるように感じた。それは本書の中にも書かれているが、今の日本が持つ問題が端的に現れているように思う。 ただ、参加してみての感想としては、本書に書かれているほど悪い万博ではなかったということ(開催前に書かれているので致し方ないが…)。 パビリオンは趣向が凝らされていたし、様々な国のことを知る機会にはなったと思う。単純に楽しかった。 ただ、大屋根リングが統一感を担保しているものの、その中身は旅行パンフレットの集まりのようなパビリオン。どれだけ立派なパビリオンを作れるかはその国の文化資本次第で、お客の取り合いをしているようにしか見えなかった 身も蓋もなく国家間の繁栄の差が出ていた万博だったと感じる。 そういう意味では、世界はもう二度と一つになることはない、一つになることを夢見ることさえできない時代に来てしまったんだなという寂しさに向き合わされた万博体験であったし、本書を通じてその感覚の端緒を言語化してもらえた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
大阪の今日と、今回の万博へのうねり、は切っても切れない関係にありそうだ。 電通の章、経済効果の章、建設は少し専門的だったけれど、 いろいろと知れて興味深かったです。あと1か月、無事まずは終わるといいですね。
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松本創編著. 2024. 大阪・関西万博「失敗」の本質. 筑摩書房 / ちくま新書 (1808). - 結果的には万博行った後に読み切ったことになる。行った直後に交通機能麻痺の事件が起きて(2025-08-13)、不謹慎ながら維新および万博協会が無策すぎて笑ってしまった。 ...
松本創編著. 2024. 大阪・関西万博「失敗」の本質. 筑摩書房 / ちくま新書 (1808). - 結果的には万博行った後に読み切ったことになる。行った直後に交通機能麻痺の事件が起きて(2025-08-13)、不謹慎ながら維新および万博協会が無策すぎて笑ってしまった。 - 色々な問題点が語られているが、特に (1) CFOが2024年まで割り当てられておらず、割り当てられたときにはもう予算の大半が肥大仕切った後だった (2) 電通の非協力は東京五輪汚職事件が直接のきっかけではあるものの、電通が自民党以外の政党および大阪府・大阪市に対して相対的に冷淡であり、謹慎期間が解けた後も万博に非協力的だった (3) 松本人志スキャンダル直後から吉本が公的事業への進出に完全に及び腰になった (4) 司令塔の役目を果たすべき人物がおらず、その役目を果たすべきだった石毛博行事務総長が極めて無能だった などの指摘が興味深かった。 (1) … 同書 pp. 149–151 (2) … 同書 pp. 112–126 (3) … 同書 pp. 138–146 (4) … 同書 pp. 146–149 この4つの指摘部分は全部3章(西岡研介による)に入っている。他の部分が面白くない・重要でないわけではないのだが、気になっていた「こういう感じだろう」に対して「実はそうでもない」部分と「もっとひどい」部分が特に多かったのがこの民間企業の関わりの部分だったので、特に印象付けられた。 とても良い本だったので★5としたが、個人的には「では大阪関西万博にとっての失敗の“本質”とは結局どれが要因として一番大きいのか」については適切に回答できているか、よくわからなかった点は気になった。もちろん、情けないレベルの欠陥が大小無数にあることはよくわかったのだけれど。 ---- 以下余談: ところで、2027年には自民党およびその盟友たる電通肝煎りの「横浜花博」(2027年国際園芸博覧会;神奈川県横浜市・旧上瀬谷通信施設跡地にて開催)があるらしく、それを大阪関西万博2025より盛り上げていこうという動きすらあるらしい。しかしこの座組は結局東京五輪2020(からの2021)のやり方と同じなわけで、ある意味で出力としては統率力が弱くてぐだぐだに終わりそうな大阪・関西万博2025の方が、結果的に現場の direction の自由度が高くて良い面もあるのかもしれない。東京五輪の開会式直前のごたごたみたいなことが来年から再来年にかけて聞こえてこないか、今から気になるところだ。
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