商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 雷鳥社 |
発売年月日 | 2024/08/03 |
JAN | 9784844138051 |
- 書籍
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収納され続ける収納 生活者のデザイン史
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収納され続ける収納 生活者のデザイン史
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新聞の広告をふと見ると「収納され続ける収納」という本が目に入った。 生きていれば収納は、必ずついて回るからなあと思い、読んでみた。 そう言えば、日本で、収納が意識されるようになったのはいつ頃なのかと思ったら、明治時代の半ば以降と書いてあった。 著者が...
新聞の広告をふと見ると「収納され続ける収納」という本が目に入った。 生きていれば収納は、必ずついて回るからなあと思い、読んでみた。 そう言えば、日本で、収納が意識されるようになったのはいつ頃なのかと思ったら、明治時代の半ば以降と書いてあった。 著者が引用している「理想の家庭」(家庭博覧会)という書籍には、展示の様子を写真に取って紹介している。 「婦人之友」を1908年に創刊した羽仁もと子(1873〜1957)が、この博覧会で、納戸と裁縫部屋のジツブツヲ展示して、隣の部屋の両方から出し入れできる押入れと、タンス、戸棚を設置した。押し入れには、何が入っているのか分かるように今で言うラベリングをすすめていた。 何が入っているのか分からないと引っかき回さないといけないので、この方が便利だ。 戦時中でも収納が話題になっていたとあり、ビックリした。 物不足と言われていた時代に収納とはこれいかに。 まさかの防空壕も話題になっていた。 「婦人之友」1944年8月号では、「防空壕を生活の場所に」と言うことで、イラスト入りで中をどのように収納するか話題にしている。 現代に近づくと、「ミニマリスト」が話題になっている。 素敵な汚部屋暮らしのモクモク羊としては、収納は生活のテーマの1つだな。 「収納なくして人生を変えることはできない。1年以内に実行したいと思います」なんて言うと、誰かみたいだな。 「そんな知能レベルで収納できますか」と言われたりして。
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収納がどのような価値と結び付けられてきたか 住まいにおける収納がどのように語られてきたか 2000年代: ブロガーの収納ーほどよく生活感を避ける ミニマリストの収納ーミニマリストを可能にする社会 クリエイターの収納ー日常と地続きの創造 ズボラニストの収納ー減らすのはモノでなく家事...
収納がどのような価値と結び付けられてきたか 住まいにおける収納がどのように語られてきたか 2000年代: ブロガーの収納ーほどよく生活感を避ける ミニマリストの収納ーミニマリストを可能にする社会 クリエイターの収納ー日常と地続きの創造 ズボラニストの収納ー減らすのはモノでなく家事 戦後から90年代: 研究者の収納ー代謝系と愛着系 ティーンの収納ーあこがれを内包・空間演出 プロの収納ー収納のエンタメ化 明治後期から戦中: 主婦の収納ー女性と家事・方法である収納 建築家の収納ー標準化という課題・合理性に貫かれる住まい 国民の収納ー戦時体制下の簡素という価値・最低生活のための家
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