商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 合同出版 |
発売年月日 | 2024/08/07 |
JAN | 9784772615655 |
- 書籍
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ジェンダー・ディスカッションブック SDGsで学ぶ!性別格差がない未来
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ジェンダー・ディスカッションブック SDGsで学ぶ!性別格差がない未来
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ジェンダーについてのディスカッションを行うためのテーマが25個並べられている。場面シートをもとにファシリテーターが参加者に質問をしていく。例えば「ランドセルの色から男女に二分化されるイメージについて考える」、「職業に関するジェンダー・ギャップについて考える」、「家庭での性別役割...
ジェンダーについてのディスカッションを行うためのテーマが25個並べられている。場面シートをもとにファシリテーターが参加者に質問をしていく。例えば「ランドセルの色から男女に二分化されるイメージについて考える」、「職業に関するジェンダー・ギャップについて考える」、「家庭での性別役割分業やケア労働について考える」など。 以下、私見。 昨今ようやく議論が高まっている非婚については、家庭内のジェンダーによる役割分業の実態が、女性が非婚を選ぶ理由の一つになっていると思う。 10年ごとに改定される学習指導要領により、学校で受ける教育の内容は世代によって異なる。男女平等社会参画の教えが進む中、家庭内でのジェンダーによる分業の感覚が、親の世代と子どもの世代とで一致しているとは思えない。祖父母の代は更にそうであろう。自分が習ってきたことが正しい・常識だと考えるのは当たり前だ。 未だ儒教思想が根底にある又は日本の伝統であると考えられている日本特に地方都市において、家庭内で若い女性が年長者の感覚を覆す行動をとるのは難しい。都会で安定した職と収入を得て独身でいるほうが気楽だし、自己実現の理想に近いと考えて当然だと思う。 だから、この本にあるようなジェンダー・ディスカッションは、学校の児童生徒ではなく、家庭内でこそ行われる必要があるような気がする。 人生100年時代とか言われる中で、こういうことがリスキリングされて欲しい。 心底同調できなくてもいいから、世の流れだと思って、新しい教育を受けた若い人の考えを否定しないで欲しいな、とわたしは思う。 平均寿命が50歳代だった時代には起こらなかった問題だね。
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