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そして夫は、完全な女性になった 「トランスジェンダー当事者の妻」になった私が模索し、見つけたもの
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そして夫は、完全な女性になった 「トランスジェンダー当事者の妻」になった私が模索し、見つけたもの

みかた(著者), 大谷伸久(監修)

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そして夫は、完全な女性になった 「トランスジェンダー当事者の妻」になった私が模索し、見つけたもの

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 すばる舎
発売年月日 2024/08/02
JAN 9784799112359

そして夫は、完全な女性になった

¥1,650

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2024/10/24

いやこれきっつい。中年男性が妻に内緒でホルモン治療を始め女性になっていった話だが、奥さん置いてけぼりで泣き喚いたり、話の辻褄が全く合わなかったり、平気で約束を破ったり暴言を吐いたり。中年のガタイのいい男がうつむいてシクシクしたりヒステリックに喚いたりしたの?マジで?このシーンはか...

いやこれきっつい。中年男性が妻に内緒でホルモン治療を始め女性になっていった話だが、奥さん置いてけぼりで泣き喚いたり、話の辻褄が全く合わなかったり、平気で約束を破ったり暴言を吐いたり。中年のガタイのいい男がうつむいてシクシクしたりヒステリックに喚いたりしたの?マジで?このシーンはかなり気持ち悪かった。挙句に記憶がないのか?と疑うほど言動が変わるなんて私ならもう1秒でも一緒にいたくないと思っちゃった。トランスジェンダー本人は大変だと思うけど、家族もなかなか大変なんだな…

Posted by ブクログ

2024/10/14

結婚して20年近くたつ夫からある日、男性の身体で生きていくことに耐えられない、女性になりたい、と打ち明けられた妻の体験記 トランスジェンダーの方本人のお話を見聞きすることはあっても、結婚して何年もたつ配偶者からそれを告げられた方の困惑や悩み、悲しみはこれまで可視化される機会がなか...

結婚して20年近くたつ夫からある日、男性の身体で生きていくことに耐えられない、女性になりたい、と打ち明けられた妻の体験記 トランスジェンダーの方本人のお話を見聞きすることはあっても、結婚して何年もたつ配偶者からそれを告げられた方の困惑や悩み、悲しみはこれまで可視化される機会がなかなか無かったように思う 癌患者の家族が“第二の患者”と呼ばれるほどケアが必要な存在であるのと同じように、性同一性障害の当事者のみならず、その配偶者や家族にもそれぞれに苦しみや悲しみがある でも、どうしても、当事者本人が望む性別になれるのが一番で、配偶者とはいえそれを妨げるべきではない、ついそんな風に思ってしまいがちだし、そもそも当事者以外の意見や気持ちには着目されにくい この著者さんも、夫が性別を変えてしまうことに対して意見をすることを受け入れてもらえないこと、話し合いを持とうとしても夫に泣かれてしまったり暴言をぶつけられたりして話し合いにならないこと、対話が出来ないことに何より辛さを感じていらっしゃいました それこそ、読んでいて著者さんの元夫が憎くなってしまうほどに、激しく生々しい記録でした 本文後半では、現在の日本におけるトランスジェンダーや性同一性障害に対する医療ケアや法整備は、まだまだ発展途上で、なにより精神的なケアが置き去りにされているのではないか と警鐘を鳴らされている 性別を変えたい、自分自身の心と身体を寄り添わせたい、それは当事者にとって切実な願いだけども、ホルモン投与や性別適合手術、戸籍の変更を行えば即座に解決できるものではない、変えた名前、戸籍、身体がそれでも自身にとって寄り添えないものであったら、どうするのだろうと “自分らしく生きる”という言葉は清々しくても、それを強引に貫こうとするのは、時に己も周りも傷つけるし、取り返しのつかない不和も生む このご夫婦はすでに離婚をされてますが、別れてしまったことよりも、元夫が女性になる過程で受けた苦しみが今も癒えていないのではないか? もし自分なら、夫に対してずっと怒るし憎みつづけもするだろう、そんな過度な感情移入をしてしまうドキュメンタリーでした そんな思い入れを読者に持たれることは、おそらく著者の方は望んでいらっしゃらないと思うのですが、読んだ自分自身が女であり、自身の身体的な性別について違和感を抱くという経験がなく、その上で誰よりも身近な配偶者の性別が変わってゆくさまを目の当たりにしたとしたら「そんな姿を見たくない」と嫌悪感を抱かずにいるのは無理だと強く感じてしまったのです LGBTQ+の問題に目を向け、多様性を尊重する そんなことを“当たり前に”感じていたにも関わらず、もし身近な人が当事者になり、その姿形や内面までどんどん変わってまるで別人になったとしたら、親しんで愛していた人をまるで奪われたように感じると、思わずにいられませんでした  多様性の尊重なんて覚悟が、全然足りなかったのだと突きつけられたようでした ふと、以前読んだキム・チョヨプさんの『ローラ』という短編を思い出しました 恋人のローラが“自分には3本目の腕があるのだ”と主張し、自身に新たな腕を移植するために多大な犠牲を払い続け、それを止めることも寄り添うこともできずにいる話です

Posted by ブクログ

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