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学びのきほん 「書く」って、どんなこと? 教養・文化シリーズ
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学びのきほん 「書く」って、どんなこと? 教養・文化シリーズ

高橋源一郎(著者)

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学びのきほん 「書く」って、どんなこと? 教養・文化シリーズ

825

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 NHK出版
発売年月日 2024/07/29
JAN 9784144073137

学びのきほん 「書く」って、どんなこと?

¥825

商品レビュー

3.8

10件のお客様レビュー

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2024/09/21

「書く」とき、人は特に考えていない。考えてから書く、ということはないと言っている。「考える」ことの大半は、「頭の中」ではなく、「紙の上」で、「ディスプレイの上」で行われている。「考える」とは、「身体の外」で起こるもの。 谷川俊太郎さんがコップについて書いた詩がよかった。「コップ...

「書く」とき、人は特に考えていない。考えてから書く、ということはないと言っている。「考える」ことの大半は、「頭の中」ではなく、「紙の上」で、「ディスプレイの上」で行われている。「考える」とは、「身体の外」で起こるもの。 谷川俊太郎さんがコップについて書いた詩がよかった。「コップ」のことを書こうとした際に、目の前のそれを見て「なんだか変だ」と感じること。それによって、一撃で世界を変えてしまう、という議論に昇華しているところもまたよい。 『百年の孤独』において、「アウレリャノは一歩前にすすみ出て氷を手にのせ、すぐに引っこめて、びっくりしたように叫んだ。『煮えくり返ってるよ、これ!』」と、「氷」を「体験」したシーンがあった。この「体験」による驚きで1つ1つ世界を知っていく。「コップ」という言葉を使わずに「コップ」について詩を書くことも同じことなのだな。 この「氷」と「コップ」の例にあるように、それを知る・読む前と、知った・読んだ後で世界が違ったものになる、そんなものを書くべき、という筆者の話に共感した。歳を経るごとに、純粋な驚きはなくなっていく。書くことでそうした驚きや発見に出会う心持ちを時々思い出しながら生きていきたい。

Posted by ブクログ

2024/09/10

高橋源一郎がラジオ「飛ぶ教室」で、自著であるこの本には書くことの秘密が暴かれているという紹介していたので、どんなことが書いてあるのか、ワクワクしながら読んでみた。 「書く」という現場で起こっていること二つ。 「考えずに」「書く」ということ。 「なにか」について「考える」ことを「...

高橋源一郎がラジオ「飛ぶ教室」で、自著であるこの本には書くことの秘密が暴かれているという紹介していたので、どんなことが書いてあるのか、ワクワクしながら読んでみた。 「書く」という現場で起こっていること二つ。 「考えずに」「書く」ということ。 「なにか」について「考える」ことを「書く」ということ。 なるほど、考えるより先にペンが動くということ。それが書くことの醍醐味。 そして、考えていることを表現することは、それとは矛盾しない。 いずれにしても、多くの時間を書くことに費やしている人の行き着く境地。 そんな感覚を感じてみたいものだな。

Posted by ブクログ

2024/09/10

え、もう何言ってんのかわかんないよ、それイタコなの? 要するに書くとは「降りてくる」ってことでFA? この論理だと書く前に自分との対話が必須かもね。 そういうの嫌いじゃない。

Posted by ブクログ

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