商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 評論社 |
発売年月日 | 2024/07/26 |
JAN | 9784566024816 |
- 書籍
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ズィーラーン国伝(Ⅰ)
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ズィーラーン国伝(Ⅰ)
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貧しいエシュラの民の少年マリクは、大蛇の神霊イディアに妹のナディアを奪われ、返してもらうため王女カリーナを殺すことを決意する。身分を偽り、魔法で神託を偽ってソルスタシアの勇者に選ばれ、王宮に入り込んだ。嘘がバレれば命は無いけれど、妹のためにはやるしかない。一方、思わぬ事件で母であ...
貧しいエシュラの民の少年マリクは、大蛇の神霊イディアに妹のナディアを奪われ、返してもらうため王女カリーナを殺すことを決意する。身分を偽り、魔法で神託を偽ってソルスタシアの勇者に選ばれ、王宮に入り込んだ。嘘がバレれば命は無いけれど、妹のためにはやるしかない。一方、思わぬ事件で母である女王の代役を務めることになったカリーナは、ズィーラーンを裏切る廷臣が居ることに気付き、混乱の中、国を守るためソルスタシアの祭の決行を決意する。マリクとカリーナの物語が交互に進む2つの視点を持った物語。 西アフリカの神話が元になったハイファンタジーとの触れ込みだったので楽しみに読んだのですが、期待を裏切らず、初めて知る世界観の中で謎が謎を呼び、続きが楽しみでなりません。 1巻は本当に「序章」という感じで、今後の展開が全く読めず、2巻が同時に出版されてくれて良かったと思いました(笑) 国の底辺であるエシュラの民であるマリクと、頂点である王女カリーナが今後どのように絡んでいくのか、謎ばかりの建国神話と魔法がどう明らかになっていくのか、楽しみです。
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西アフリカの神話をもとにしたファンタジー。 作者の方は日本で英語の先生をされていた方で、親近感が沸いた。 ファンタジーといえば、英国のイメージでギリシャ神話、エジプト神話の神様たちが定番だったが、初めて出会ったアフリカのファンタジー。 名前に馴染みがなかったため、こんがらがって...
西アフリカの神話をもとにしたファンタジー。 作者の方は日本で英語の先生をされていた方で、親近感が沸いた。 ファンタジーといえば、英国のイメージでギリシャ神話、エジプト神話の神様たちが定番だったが、初めて出会ったアフリカのファンタジー。 名前に馴染みがなかったため、こんがらがってしまうこともあったが、おもしろく読めた。 特に建国のお話や、曜日によって守護してくれるものが馴染みがないものもあり、おもしろいと思った。 カリーナが王女にうまれついたために人々からの要求に耐えられない様子などは本当に気の毒に思ってしまった。ただ苦悩するだけではなくしっかりと考えて成長するあたりは、応援してしまう。 マリクの自分に自信がない感じも、それから少しずつ頑張っていく様子もよかった。
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