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マンションの未来は住む人で決まる
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マンションの未来は住む人で決まる
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ご近所トラブル、理事会の運営、管理費や積立金などのお金の問題——マンションという共同住宅で生じるさまざまな問題に対して、当事者である住人たちは、どのように関わっていくべきなのか。 マンション管理業に長年携わってきた著者が、そこに存在する数々の人間ドラマとともに、マンションコミュニ...
ご近所トラブル、理事会の運営、管理費や積立金などのお金の問題——マンションという共同住宅で生じるさまざまな問題に対して、当事者である住人たちは、どのように関わっていくべきなのか。 マンション管理業に長年携わってきた著者が、そこに存在する数々の人間ドラマとともに、マンションコミュニティ構築のポイントを描いている。 マンションは生活の場そのものだからこそ、マニュアル通りには解決できないクレームやトラブルばかり多岐にわたっている。 専門用語や初めて知る法律・制度も多いなかで、本書は最後までわかりやすく、ショートストーリーを通して身近な例を具体的に学びながら読むことができた。 「何もないのがよい管理」と言われるようで、褒められる機会がなくクレーム対応が出番のほとんどであるマンション管理業では、なかなかやりがいを見つけるのは難しそうである。 中でももっとも深刻なのは「2つの老い」と呼ばれる、住人の高齢化と、建物の老朽化。そうした問題はいずれも日本の社会課題であるということから、それらを先んじて解決していくステークホルダーの役目を担っているという点には大いにうなずかされた。 マンションは一つの縮図なのだろう。日本は今後どうなってしまうのかと不安に苛まれてしまうが、それを解決するためには住人一人ひとりの意識がいかに重要かがわかる。他人事だと面倒くさがらず、当事者意識を忘れずに暮らすようにしていきたい。
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