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ひらばのひと(5) モーニングKC
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ひらばのひと(5) モーニングKC

久世番子(著者), 神田伯山(監修)

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ひらばのひと(5) モーニングKC

759

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2024/07/23
JAN 9784065360514

ひらばのひと(5)

¥759

商品レビュー

5

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2024/08/22

「男の講釈師が大嫌い」その理由が明かされる第5巻。 ・『浜野矩随』(はまののりゆき) 腰元彫り(刀剣の飾りを彫刻する職人)の二代目。先代と比べられて自信喪失、身投げを考えていると、母親から観音像を彫るように言われて……落語版も結末は2パターン。 旅館を舞台にした跡継ぎ問題。...

「男の講釈師が大嫌い」その理由が明かされる第5巻。 ・『浜野矩随』(はまののりゆき) 腰元彫り(刀剣の飾りを彫刻する職人)の二代目。先代と比べられて自信喪失、身投げを考えていると、母親から観音像を彫るように言われて……落語版も結末は2パターン。 旅館を舞台にした跡継ぎ問題。「兄(長子)よりも適性がある」とされているのに、蔑ろにされている妹。母を見つめる娘の表情に注目。 ・『畔倉重四郎』(あぜくらじゅうしろう) 騒動物・大岡政談。大岡越前守をして「八つ裂きにして余りある」と言わしめた三大悪人のひとり。「悪漢」「ピカレスク・ロマン」が気になるなら必見。 漫画監修を務める神田伯山のYouTubeで全19席が公開中。19席目「重四郎服罪」クライマックスだけでも是非。 新しく入った前座見習いは「役者のような良い男」。しかしどうやら、愛想は良いが胡散臭い。「平気な顔で嘘をつき、人をあやつり、良心の呵責が微塵もない、人でなしのくせに人を惹きつける」…… ・『安政三組盃』(あんせいみつぐみさかずき) 酒乱の小町娘、津国屋お染が活躍する連続物。結末はさまざま、アメリカに渡って教師になるバージョンも。 妹弟子へと受け継がれる鴇色(ときいろ/ピンク色)の着物を通して、女性講談師の4世代の歴史を辿るエピソード。シスターフッド好き必見。 酒席で贔屓客に「女の講釈師は認めん」「師匠の愛人じゃないのか」と陰口叩かれても、涙は隠して笑って流してきた、元女優、にしき。 客から「女流講談師」と侮られたくなくて、武芸物や時代物にこだわってきた、歴史を学んでいた錦月。 夫はマジシャン、ふたりの子どもを育てながら新作落語をつくる錦風。 そして新しく着物を受け継いだ泉花。(女流講談師としての悩みについては1巻参照)

Posted by ブクログ

2024/08/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最初の2話は音羽亭の歴史と、泉太郎の間に合わなかったもの、間に合ったものについて。以降は講談の『浜野矩随』『畦倉重四郎』『安政三組盃』をベースにしたお話。 おかみさんといい、「人の表に出さない部分、腹に一物」ということを考えざるを得ない、ちょっと恐い話が続く。面白い。 初音ちゃんも無事に高校を卒業、大学へ進学、席亭を目指す宣言。これからどう絡んでいくのか。

Posted by ブクログ

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