商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 金融財政事情研究会 |
発売年月日 | 2024/07/02 |
JAN | 9784322144468 |
- 書籍
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まちがいだらけの少子化対策 激減する婚姻数になぜ向き合わないのか
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まちがいだらけの少子化対策 激減する婚姻数になぜ向き合わないのか
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商品レビュー
4.5
4件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
60代半ばの私にとって、啓蒙の本でした。私も、結婚したいと考えている若者の割合が減っているのだろうと考えていましたが、著者はそんなことはないと、数字を示しています。中高年なりに一所懸命かんがえる少子化対策ではなく、これから結婚しようという年齢層(20代半ば)の男女問わずの考え方・感じ方に適した社会、職場、賃金、夫婦の役割分担の公平性を実現しなければ、婚姻が増えず、人口は減り続け、日本人が絶滅希少種になります。自分の(世代の) 生きやすさのために投票するのではなく、若い世代の生きやすさのために投票することが必要ですが、60代にとっての”当たり前”をもちつづけていては、若い世代の生きやすさって何なのかが理解できないままです。この本は、そういうてんから、私にとって啓蒙の本です。
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実に興味深い本でした。 少子化の理由と原因の考察に、「思い込みからくる無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)」を提起しているのですが、その内容を詳細に知れば知るほど、ここまで深く大きな影響を及ぼすのかと驚嘆しました。 「結婚意思の変化では婚姻数の大幅減を説明できない」などを、「...
実に興味深い本でした。 少子化の理由と原因の考察に、「思い込みからくる無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)」を提起しているのですが、その内容を詳細に知れば知るほど、ここまで深く大きな影響を及ぼすのかと驚嘆しました。 「結婚意思の変化では婚姻数の大幅減を説明できない」などを、「出生動向基本調査」の結果から解明する手法は、素人の小生でも思わずうなずく分かりやすさですね。 そして「50代以上の男女」と「現在の男女」との「理想とする夫婦像が真逆」になっているとの証明にも驚きました。 そして、1986年の男女雇用機会均等法や1992年の育児休業法がもたらした変化などは、初めて知る内容も多かったですね。 結婚や職場での様々な場面で出て来る「アンコンシャス・バイアス」の数々は、小生のような70代の昭和世代にとって耳の痛いことばかりでした。 それにしても、ここまで若者と認識のギャップがあるとは思っていませんでしたね。 著者の言う「日本人は絶滅危惧種」との言葉には強い危機感を憶えましたが、それを変える為には、もっと多くの人たちが本書を読んで認識を変えなければ無理だと感じましたよ。 本書は、小生のような古い昭和世代でも理解できて、視野が拡がる良書であると高く評価します。
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少子化本当の理由: EBPMが苦手なニッポン 出生率の不正確な理解と濫用 婚姻数が激減 古い価値観→アンコンシャス・バイアス: 子育て応援話≒炎上しない→逃げの政策 確証バイアス 統計的誤解・地方少子化加速の罠: 人流を無視した出生率比較 地方から流出・結婚適齢期前人口: 東京一...
少子化本当の理由: EBPMが苦手なニッポン 出生率の不正確な理解と濫用 婚姻数が激減 古い価値観→アンコンシャス・バイアス: 子育て応援話≒炎上しない→逃げの政策 確証バイアス 統計的誤解・地方少子化加速の罠: 人流を無視した出生率比較 地方から流出・結婚適齢期前人口: 東京一極集 地方の次世代人口の未来 シルバー民主主義・リスク: 日本人は絶滅危惧種 若年層の声を優先→人口の未来あり 子育て支援最優先国家: 男性大未婚化社会 顕著な男性未婚 離婚化する日本 異次元ぶりへの対策: 理想の夫婦像・賃金格差
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