商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | ハーパーコリンズ・ジャパン |
| 発売年月日 | 2024/06/18 |
| JAN | 9784596637185 |
- 書籍
- 文庫
終の市
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商品レビュー
4.5
12件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ダニーの人生は終わった。 もっと過酷な運命が待ち受けていると思ったが、最後は以外にも平穏な日々が待っていた。 ロードアイランドで生まれ、逃亡し、西海岸で一旗上げて、ラスヴェガスで成功する。 しかし、欲望と憶測とちょっとした偶然で抗争が始まる。 最後、ダニーはラスヴェガスの利権を手放し、命をかけて復讐する。 ダニーの物語は何だったんだろうか。 アメリカの暗部をさらけ出し、移民、人種に通じた血を血で争う抗争を描きたかったのか。 今までの作者の犯罪小説に比べたら、ライトでカジュアルだ。 映画を見るようなスタイリッシュでクールな感じもする。 作家として最後の最後まで、作品ごとのスタイルを模索した結果だったのかもしれない。 これで、作者は筆を置く。 残念でならない。
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前作でのハリウッド篇を受けて、今回はギャングと切っても切れないラスベガス篇。 と言ってもバグジー・シーゲル以来のギャングが暗躍する世界ではなく、それらが一掃された世界で、実業家としてダニーが突き進む様子が描かれる。 主人公がアイリッシュ系ギャングという事で、ギャング物、ハリウッ...
前作でのハリウッド篇を受けて、今回はギャングと切っても切れないラスベガス篇。 と言ってもバグジー・シーゲル以来のギャングが暗躍する世界ではなく、それらが一掃された世界で、実業家としてダニーが突き進む様子が描かれる。 主人公がアイリッシュ系ギャングという事で、ギャング物、ハリウッドやラスベガスを舞台にするから「ゴッド・ファーザー」との相違点が取りざたされるのは当然だろう しかし、こうして3部作を読んでみると、この作品は、アイリッシュギャングのファミリーの一員として生を受け、そこで育ち、それ以外の価値観や規範を持てない男が、それ以外の世界で生き延びようと格闘し、もがく物語であり、ドラマとしての側面が強い。 最後に収まるべきところに収まり、物語は終わるが、ほぼ50年の時を経て、オープニングに戻っていく構成は見事で、ダニーの生涯、その生き方を象徴するラストには感動すらおぼえる。 (若干、後日談が不明なキャラもいるので、そこらは映像化の際に追加して欲しい) これでドン・ウィンズロウは引退らしいが、これだけの作品を残せるのだから、正直、こんな大作出なくても、多少レベルは下がっても、まだ作品を紡いでほしい。 これだけ傑作、しかも映像化向けの作品が多いのに、そのあまりにもスケールの大きさゆえか、なかなか映像化の話が進まないのが本当に残念。
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ドンウインズロウ最後の作品。 後半のたたみかけるような展開、疾走感。ラストよかったけど、終わってほしくなかったなあ。 今作ではダニーの仲間ではネッド・イーガン、敵役ではクリス・バルンボがクールでカッコいい。ダニーの母親マデリーンもいいんだよな。 ウインズロウ復帰してくれないかなあ...
ドンウインズロウ最後の作品。 後半のたたみかけるような展開、疾走感。ラストよかったけど、終わってほしくなかったなあ。 今作ではダニーの仲間ではネッド・イーガン、敵役ではクリス・バルンボがクールでカッコいい。ダニーの母親マデリーンもいいんだよな。 ウインズロウ復帰してくれないかなあ。
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