武士の掟 中世の都市と道 読みなおす日本史

高橋慎一朗(著者)

• 販売会社／発売会社: 吉川弘文館
• 発売年月日: 2024/06/14
• JAN: 9784642076449

商品レビュー

2025/07/03

中世の為政者すなわち武士が定めた法律を調べると、道に関するものがけっこう多く、そんなところからも、その時代の為政者たちはどんな都市づくり、ひいてはどんな社会をつくろうとしていたかが見えてくる
という本書

いやー
タイトルからなんつうかこの武士（もののふ）の精神的拠り所みたいな話を勝手に想像していたので、肩透かしもいいところでした

武士としての心構えを再度見つめ直してから、資格試験に臨もうと思っていたのだが、余計な知識がちょっと増えてしまった
この時間ちゃんと勉強してれば良かった
（早くもいらんことしてる）

いや、今から！今からやろうと思ってたの！ほんとだってば！

武士に二言はありません（決め顔）

2024/07/07

武士の都市〟鎌倉の掟：
鎌倉幕府の法ー御成敗式目と追加法
しつこく出された道の掟ー自警団結成
犯罪の取り締まりー犯罪都市鎌倉
庶民の娯楽はどこまで許されるかーばくちの禁止
武士は武士、坊さんは坊さんらしくー乗り物のルール
御家人・戦国大名の掟：
豊後大友氏と『新御成敗状』ー京・鎌倉がお手本
下野宇都宮氏と『式条』ー宇都宮明神のお膝元
下総結城氏と『新法度』ー戦国大名の本音
道路掃除の掟：
道路へのこだわりー道のある日常
道路掃除はだれがするのかー人間を捨ててはいけない
聖なる空間ー病気が発生する場所
巨大な道路は権力の象徴ーみた目重視