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繭の季節が始まる 光文社文庫
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繭の季節が始まる 光文社文庫

福田和代(著者)

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繭の季節が始まる 光文社文庫

814

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2024/06/11
JAN 9784334103385

繭の季節が始まる

¥814

商品レビュー

4

3件のお客様レビュー

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2024/08/29

逃げた犬と正しい《繭》の入りかた/ 止まらないビスケットと誰もいない工場/ 消えた警察官と消えない罪/猫の手は借りられない/ 引きこもる男と正しい《繭》の終わらせかた/終章 新型ウイルスに対抗するため外出自粛のお願いをするのではなく、「巣ごもり」を強制する仕組みをとる日本。 ど...

逃げた犬と正しい《繭》の入りかた/ 止まらないビスケットと誰もいない工場/ 消えた警察官と消えない罪/猫の手は借りられない/ 引きこもる男と正しい《繭》の終わらせかた/終章 新型ウイルスに対抗するため外出自粛のお願いをするのではなく、「巣ごもり」を強制する仕組みをとる日本。 どんなやり方にも長短あって、この人はあれがいいけどあの人はこれがいいと意見も様々。 では このやり方は??

Posted by ブクログ

2024/08/22

タイトルの「繭」は、パンデミックに対するロックダウンをよりシステマティックにした感じのもの。つまりエッセンシャルワーカーなど一部の人以外は外出が禁止(犬の散歩はOKというのが面白い)されている状態で、交番勤務の警察官の奮闘を描いています。 パンデミックを経験している我々なので、描...

タイトルの「繭」は、パンデミックに対するロックダウンをよりシステマティックにした感じのもの。つまりエッセンシャルワーカーなど一部の人以外は外出が禁止(犬の散歩はOKというのが面白い)されている状態で、交番勤務の警察官の奮闘を描いています。 パンデミックを経験している我々なので、描かれていない部分も含めて状況がなんとなく想像できます。あと忘れてはいけないのは、相棒であるネコ型ロボットの咲良です。ただ猫小説ではあるものの、猫要素は薄いかも。

Posted by ブクログ

2024/06/13
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※このレビューにはネタバレを含みます

世界をコロナ(COVID-9)の感染拡大が襲い各国がロックダウンによる都市封鎖やワクチン接種によって危機を脱出してから数十年後の近未来が舞台。 人々を感染から守るための繭システムの外で働く警察官アキオと相棒の猫型AIロボット咲良。 ふたりが出会い解決していく日常の事件。ほのぼの系と見せかけてその裏に描かれる社会的問題にこそ注目すべし。 そして読後も残る作者が仕込んだ宿題。始まりの終わりの始まり。

Posted by ブクログ