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中東の経済学
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中東の経済学

細井長(著者)

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中東の経済学

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 カンゼン
発売年月日 2024/06/04
JAN 9784862557285

中東の経済学

¥1,980

商品レビュー

3.5

3件のお客様レビュー

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2024/08/01

配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=10279149

Posted by ブクログ

2024/08/01
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世界的大企業のサウジ・アラムコ。 ロックフェラーのスタンダード石油は大きくなりすぎて、34個の企業に分割させられた。その中のエクソンが海外進出を図った。 赤線協定=英仏欄米の4カ国が共同で石油開発をする地域。 1960年OPECの誕生。 1973年10月第四次中東戦争と第一次石油ショック。 1983年、NYマーカンタイル取引所のWTI原油先物市場が誕生。 1990年代は石油価格が低迷=経済構造の変化はドバイ以外では成功しなかった。 2000年代は、マネーゲームで原油価格が高騰。しかしリーマンショックで暴落。 サウジアラビアはOPECを改組、メキシコ、ロシアと強調してOPECプラスを設立。 アジアは単価の安い石炭の割合が大きい。 埋蔵量は年々増えているが、石油がなくなるよりも使われなくなる方が先にくる。石器と鉄器の関係と同じ。 アメリカは世界一の産油、天然ガス国。製油所は、別の原油を精錬できない。アメリカは中朝産石油用の精錬設備があるため、今も輸入している。 中東産油国は石油代金が国家財政の柱。税収は低い=レンティア国家=地主国家。 「代表無くして課税なし」アメリカの独立戦争の要因。 「課税無くして代表なし」=湾岸産油国の特徴。=絶対王政を維持するために、石油収入を国民に分配している。=課税がないので、代表がなくてもいい。 分配の方法は公務員。 石油に変わる政府系企業の収益を分配する方法。ドバイなど。 資源の呪い=一次産品輸出国の経済成長率が低いこと。ほかの産業が育たない。資源を巡る争いがおきる、など。 オランダ病ともいう。オランダで天然ガスが発見された後オランダの製造業が衰退した。 イギリスも北海油田のとき同じ影響が出た。 産油国の工業化が難しい原因。 カタール=衛星テレビ局アルジャジーラの国。一次断交された。 中東の労働市場 民間部門が未発達。女性労働に制約がある。好待遇な自国民と低待遇の出稼ぎ労働市場の二重市場がある。 UAEは、外国人比率が9割、インド、アフリカ、フィリピンなどから。男性が多い。 自国民は好待遇の公務員を目指してニート状態になる。自国民向けの福祉も充実。失業は国家が作り出した=レンティアメンタリティー。 学力も伸び悩んでいる。貧困で就学できないわけではない。外国人教師の意欲の低さ。勤労の意義を教えられない。 技術開発も外国任せ。 イスラム金融は利子を禁止している=代わりにムラーバハという利子という言葉を使わない方式。

Posted by ブクログ

2024/07/21

とても読みやすく大まかな現状をつかむのにおすすめです。 石油のおかげで何もしなくて金持ちのイメージがありましたが、ドバイの成功例や今後の展望も知ることができ勉強になりました。

Posted by ブクログ

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