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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 彩図社 |
発売年月日 | 2024/05/31 |
JAN | 9784801306851 |
- 書籍
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キメねこの薬図鑑 コミックエッセイ
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キメねこの薬図鑑 コミックエッセイ
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商品レビュー
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この物語におけるキメねこという人物は(フィクションであることを前提として)、実体験への言語化能力が非常に高くて本当に尊敬する。 これは対象物が大麻やLSDなどの薬物に関わらず全ての事象にもいえることだが、物事の実体験を言葉にして伝えようとした時、いかにその体験が神秘的なもので...
この物語におけるキメねこという人物は(フィクションであることを前提として)、実体験への言語化能力が非常に高くて本当に尊敬する。 これは対象物が大麻やLSDなどの薬物に関わらず全ての事象にもいえることだが、物事の実体験を言葉にして伝えようとした時、いかにその体験が神秘的なものであっても、言葉にするとどうしても陳腐なものになってしまう。分かりやすい例で言うと、お酒を飲んだらどうなるか、を自身が言語化すると、ふわふわとした気分になり、飲み進めると目が回りその内気持ちが悪くなります。といった感じだが、そんなもの誰だって想像がつくことだし、どうにもリアルじゃない。言葉はあくまで実体験になぞらえて後から付随されるものであり、実体験そのものではないからだ。思考が煌めき、瞬間ごとに変わる景色を体験し、シラフでは味わえない非日常的なその感覚と情景をどう言語化できるだろうか。 著者が書く数々のレポートは、まるで読者がそれらを追体験することができるように、緻密で詳細に描かれている。(この感想もとても陳腐だ) とにかく、文章も絵もクオリティがとても高い一冊で読みごたえがある。
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