商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2024/05/21 |
JAN | 9784087446470 |
- 書籍
- 文庫
クラスメイトの女子、全員好きでした
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クラスメイトの女子、全員好きでした
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商品レビュー
3.9
21件のお客様レビュー
自分の人生で出会った異性(もしくは同性)のことを、人はこんな細かく覚えているものなのか…? しかも、今の自分が「黒歴史」として葬り去りたいような恥部を晒され、しかもその汚点が愛おしいのだと言われたら。 自分ならば発狂して叫びながらグラウンドを無我夢中で走り抜け、いつの間にか虎にな...
自分の人生で出会った異性(もしくは同性)のことを、人はこんな細かく覚えているものなのか…? しかも、今の自分が「黒歴史」として葬り去りたいような恥部を晒され、しかもその汚点が愛おしいのだと言われたら。 自分ならば発狂して叫びながらグラウンドを無我夢中で走り抜け、いつの間にか虎になっていそうだ。 ほんの少しのすれ違いで話さなくなったり、もしもの展開を妄想したり、相手の言動をうまく勘違いして盛り上がったり。 エピソードによっては爽やかで共感できるものもある、というか多いかも。相手を純粋に想う気持ち、それが報われなかった虚しさを本人の前で誤魔化す態度。告白しないまま消えていった淡い恋。 誰かを好きになるのは眩しくて愚かで美しい。 …と言うとでも思ったか! 自分が捨て去りたいような過去を、化粧や服装で何とか誤魔化している本性を、幼少期だからこその奇妙さを、こんなにきちんと言語化しないでくれ恥ずかしい! 鼻くそ食べる子のエピソードは、読みやすいからこそリアルにイメージできて、読んでいて気持ち悪かった(いやでも幼少期の皆も自分もしていたのかそんなこと?ん?)。 ここまで言葉にされるとその粘着質の度合いが怖い。
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なんというか、なんというか…とにかく面白かったの一言に尽きる。なんだこのあまりに人間臭いラブレターは。 下ネタが苦手な私にとって、あまりに独特すぎる表現がたまに気になりはしたものの、それを上回る面白さ。爪さんも、爪さんに惚れられた女の子たちもどちらも良い。人間って、恋っていいなと...
なんというか、なんというか…とにかく面白かったの一言に尽きる。なんだこのあまりに人間臭いラブレターは。 下ネタが苦手な私にとって、あまりに独特すぎる表現がたまに気になりはしたものの、それを上回る面白さ。爪さんも、爪さんに惚れられた女の子たちもどちらも良い。人間って、恋っていいなと思える作品。
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