死んだ山田と教室

金子玲介(著者)

• 販売会社／発売会社: 講談社
• 発売年月日: 2024/05/15
• JAN: 9784065348314

商品レビュー

2025/12/18

ずっと続いて欲しいと願っていた青春の日々は当然永遠に続くものではなく、みんなそれぞれの道に進んで山田から離れていく。
ひとり青春の日々を続かせることを願い続けたからこそ、その日々を自ら終わらせた和久津くんの思いが辛い。

2025/12/17

変わった設定でどんなふうに話が進むのだろうと思ったけれど、なかなか面白かったです。
和久津くんありがとう。

2025/12/13

ずーーっと読みたかったんだよね。
でも人気で貸し出し中で(図書館派)
たまにちがう図書館に行くんだけど、たまたまあって。

うん。よかった。

二年E組のクラスの中心人物「山田」が飲酒運転の車にひかれ死亡した…夏休みが終わる３日前。
通夜に訪れたクラスメイトは悲嘆に暮れる…
新学期、どの先生も耐えれないような暗い雰囲気のクラス…見かねた担任の下らない慰めと席替えっていう訳のわからん提案。静まり返るクラス…
《いや、いくら男子校の席替えだからって盛り下がりすぎだろ》
え…声がする…そう山田はクラスのスピーカーとして生き返った…？スピーカーに取り憑いた？とりあえずクラスに戻ってきたのだ！！

おもろい設定。よく思い付くなぁー。

ほぼ半分は男子校のくだらんのり(大好き(笑))
めっちゃ笑った。このまま青春小説で笑って終わるのかと思ったらちがった…
クラスが進級しても卒業しても山田はスピーカーのまま…

なぜ山田はスピーカーになったのか。
うん。深い。
あと友情。最高。
こんな大親友欲しい。