商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2024/05/15 |
JAN | 9784575527568 |
- 書籍
- 文庫
ピリオド 新装版
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ピリオド 新装版
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商品レビュー
2.5
2件のお客様レビュー
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おそらく最初の風景の感じを引っ張りながら読み進めるからなのか、ずっとイメージが灰色だったけど、ほんとに最後の数ページだけ、すこしだけスッキリな感じに変わった様に見えたのはよかった。 時間的には短いのに、ちょっと長かった。どう着地するのか分からなかったので、気になり最後まで読めたけど、終始、葉子さんの似たりよったりな思いが何回も出てくる印象が強かった。 どんなに大変な出来事も、自分以外には誰にも正確な気持ちは計り知れないとは思うけど、さらに葉子さんのフィルター越しで読むので葉子さんの好き嫌いが反映されすぎて、他の人達の心情とかがさらに薄くしか見えない感じがした。 うーん、最後まで読めた、で私は終わってしまったので、ちょっと残念。読み込む力が必要なのかな。
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主人公が何を言いたいかわからなくて苛々した。 兄や義姉や周りの人間を見下してずっと内心で悪口を言い続けてる状態だった…。その割には、でも独りぼっちは寂しいし…くずくず。 実家も、兄が全然手入れをしてなかった、というけれど、あんたもだろー!!っていう。 強く生きてるんだか弱く生きてるんだかよくわからない。志乃(義姉で同級生)と結局は同じタイプなんだと思う。 育った環境が、母親が兄だけを甘やかしてたとかそういうのは痛いほど共感できるだけに、なのに、実家を捨てて、独立して生きて来て40歳にもなるのに、愛人や甥姪に依存しようとするのがよく分からない。信頼できる人間が周りにいなかったら、他人なんか信じなくなるんですよ。人間不信とまでは言わないけど、究極的に他人に甘えたり信頼したりできない。 それが出来る人って、愛されてきた人なんだなと思うもん。そういう意味で主人公設定がまったくダメだった。
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