境界知能 教室からも福祉からも見落とされる知的ボーダーの人たち

古荘純一(著者)

• 販売会社／発売会社: 合同出版
• 発売年月日: 2024/04/04
• JAN: 9784772615587

商品レビュー

2024/08/25

親しい人が自閉症でもないし、発達障害もなんか違う……一番ぴったりくるのは、発達遅延と思っていたけども、境界知能か。

人に恵まれて、虐められたりは無くて済んだけれども、それ以外は特徴が当てはまる。

小さい頃に、特に診断も求められなかったし、多分手帳は貰えないレベルと言われた。
診断されても治るものでもなければ、特に支援もないから、受ける必要ないんじゃない？と言われて、それもそうか、と思ったな。

今までは周りの支えもあって、何とか仕事もしているけども、将来、一人で生きていけるのかは不安しかない。

人口の14%もいるなら、支援が必要だよなぁ。
努力が報われないって、辛いし、理解と支援でより良くなるなら、そこに可能性があるならやるべきだと思うけど、何事も必要に迫られないと行政も動いてくれないからなー。
自分も周りに考えるべき人がいるから関心があって本も手に取ったけど、そうでなければ知ることもしようとしなかったかもしれない。

コグトレ、どんなものか、また見てみよう。
先ずは「知る事」から始めようと思う。

2024/06/02

境界知能という言葉を最近知り、今回読んでみました。人口の14%、1クラス4-5人いるかもしれないことに驚きました。制度の狭間に該当するのかもしれませんが、良き理解者や支援に出会えることを切に願っています。

2024/05/12

ケーキの切れない非行少年にも取り上げられた

認知能力の低さ。

素人なり

認知能力とIQが同一のものでは無いと思ってはいますが。

結論としては再三書いてる通り

心配なら検査しとけよ

話はそっからだ！的な話で

でも高いよね？て話です個人的には。

発達とのセット検査は確か……特に高いんですよ。

できれば発達障害専門の臨床心理士がいる病院がいいそうです。

IQ検査だけは今のところ、やって無いそうです。

これは、その境界知能という本に書いてたわけではなくて

著書の著者が言うのは御自分が精神科医としてデータを集計したところ

発達障害や身体障害から併発した障害に精神障害もろもろの診断をしていた人たちの“多く”が境界知能であったことに“気づいた”と言ってるだけで

境界知能というのは大衆に最近クローズアップされた指数だという意味合いでした。

“多くの”………です。多くても一部ですよね全部ではありません。

著者いわくgiftedと言われる天才は“一般”にも1、2％いると。

読んでる最中に

“一般”を聞いとるんやないわ！と、ここでも思ったんです。
（そのほかにも多数、混乱を招く医者特有の文体が）

ここで記すなら自閉症スペクトラム、もしくは発達障害の中の

giftedが何%か？ではないでしょうか？

障害だけに括ると

自閉症スペクトラムに多いんでしょうかね。

サイコパスにも秀才が多いと聞き齧りましたし
（天才でなく秀才です）

サイコパスも病気ではなくて恐怖センサーの無感ですよね。

逃げるか？戦うか？の扁桃体の無感と聞き齧った記憶。

医者、弁護士、お坊さんに、その扁桃体の特質が見られると。

そして殺人鬼。

天才までは行かずともIQが高いと人間性はさておき

便利だろうなと思いますよね。

ドジしたり焦ったりとかないだろうから。

自身は何を言われても傷つきにくいだろうし、

頭がいいだけ傷つけるときは半端ないという。

倍返しができる頭脳をお持ちなんだから。

生命力としては優秀なのは分かります。

それで言ったら本当の社会的弱者はIQの低い人だと思ってしまいますね。

さらに幼少時にネグレクトや貧困もろもろで病院に連れて行ってもらえずに、そのままになってしまう人。

これが一部の非行少年にあたると言ってたのがケーキの切れない非行少年だった記憶です。

IQが低くても土地との相性や人に恵まれれば

貧困や非行を脱却できると個人的には思います。

お金がなくても療育できる人ていると思います。

誤読かもどけどIQの低い人でも高い治療費出せれば一般雇用でも全てが良好なパターンもあると読んでしまいました。

境界知能のラベリングの意味が機能していない本でした。