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縫い目のほつれた世界 小氷期から現代の気候変動にいたる文明の歴史
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縫い目のほつれた世界 小氷期から現代の気候変動にいたる文明の歴史

フィリップ・ブローム(著者), 佐藤正樹(訳者)

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縫い目のほつれた世界 小氷期から現代の気候変動にいたる文明の歴史

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 法政大学出版局
発売年月日 2024/04/26
JAN 9784588352379

縫い目のほつれた世界

¥3,960

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2024/08/21

表装に惹かれて手にした本。 気候変動をキーワードとしたヨーロッパの歴史や史実。 気候の話よりはそれを発端とした地域のことや出来事が中心で、部分的には絵画から紐解くものもあり絵画好きな人にも◎。 最近は気候といえば温暖化で酷暑をいかに過ごすかばかりが取り上げられるが、この本の16-...

表装に惹かれて手にした本。 気候変動をキーワードとしたヨーロッパの歴史や史実。 気候の話よりはそれを発端とした地域のことや出来事が中心で、部分的には絵画から紐解くものもあり絵画好きな人にも◎。 最近は気候といえば温暖化で酷暑をいかに過ごすかばかりが取り上げられるが、この本の16-17世紀ごろといえば寒冷化で農作物が大変な影響を受けた。 人の身体的健康だけでなく、精神衛生面からの酷い迫害や宗教が相まって戦争にも発展していく。 魔女狩りの部分は、投獄された人が家族と連絡を取れていたとあり、無実の罪に巻き込まれていく家族に想いを馳せ感極まる。 いつの世も企みや噂話が一人歩きして悲しい出来事が起きる。どんなに文明が発展しても非常な決断が人生や歴史を変えてしまう事を考えさせられた。

Posted by ブクログ

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