商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2024/04/25 |
| JAN | 9784041140796 |
- 書籍
- 文庫
触身仏
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触身仏
¥968
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商品レビュー
3.9
9件のお客様レビュー
「異端の民俗学者」蓮丈那智と助手の内藤三國のコンビによる民俗学ミステリー短編集第二集 前作を読んでからしばらく経ってるから空気感が前作と似ていたかは覚束無いけど、今作だけで判断するにしても読んでて違和感は覚えなかったし心地よかった 好きだった作品は「死満瓊」と表題作の「触身仏...
「異端の民俗学者」蓮丈那智と助手の内藤三國のコンビによる民俗学ミステリー短編集第二集 前作を読んでからしばらく経ってるから空気感が前作と似ていたかは覚束無いけど、今作だけで判断するにしても読んでて違和感は覚えなかったし心地よかった 好きだった作品は「死満瓊」と表題作の「触身仏」 短編集ではありながらもオムニバス形式のような感じで、各篇で触れた要素が次篇に引き継がれていき、最後の「御蔭講」の要素は最初の「秘供養」に引き継がれて螺旋の様を呈している 一応全篇を貫くテーマとして、吉事として語り継がれている事柄を凶事として読み取り、敗者として語られる事柄を勝者によるものとして捉え直す、というものが読み取れる こうしたどんでん返し的な要素は、民俗学ミステリーとしての質を高めて読書体験を唯一のものとしている要因だと感じた
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
表題の触身仏より、御蔭講が面白かった。 わらしべ長者を民俗学的な角度から見たら、途中で脱落していく人も描かれている、そのことがまず驚き。きっともっと掘り下げたら味噌とか刀鍛冶とかにも何かしら良い意味があるんだろうな。そして日本の昔話は基本は民俗学とつながっていることに改めて考えさせられることも多い。
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死と破壊の神の転化、海幸彦・山幸彦の伝説、正体不明の即身仏といった古代の謎を考察すると同時に遭遇した事件を解決する蓮丈那智シリーズ二作目で、民俗学に対する仮説の興味深さと頭脳明晰な蓮丈那智の鮮やかな解決編が一作目と変わらず面白かった。
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