日本株で新NISA完全勝利 働きながら投資で6億円資産を増やした僕のシナリオ

上岡正明(著者)

• 販売会社／発売会社: アスコム
• 発売年月日: 2024/04/27
• JAN: 9784776213420

商品レビュー

2024/05/07

「新NISAは、オルカンかS&P500を選んでおけばOK」ほったらかし投資に違和感を覚えている方にオススメ！
有名YouTuberのほったらかし投資を勧める投資本より、リスクはあるが、骨があり為になる。投資スキル向上の自己啓発本である。

積み立て投資の3つの弱点
①投資のスキルが向上しない
②インデックスのスピード以上に資産増えない
③長期間の退屈さに人は耐えられない

以下気づいた点。
日本の個別株に投資をしましょう
成長投資枠上限1200万円は日本株、積み立て投資600万円でインデックスファンドの二刀流、コアサテライト戦略。

私も、早いうちに投資のスキルを積み立てて、NISAミリオネアを狙ってみたい

2024/04/26

紀伊國屋書店新宿店で、先行発売している投資系Youtuberとして有名な著者の新刊。

投資というと浮かぶのは、「オルカン」「S&P」あるいは「米国株」。

その理由は様々なメディアや書籍やネットで、よく話題になり、すすめている人がいるから。

それに対して、著者は新NISAの積み立て投資枠なら、オルカンやS&Pでもいいが、成長投資枠は日本株に投資することを提案している。

理由として次の3点。

投資のスキルが身につかない

インデックスのスピード以上に資産が増えない

長時間の退屈さに人は耐えられない

投資信託なら余計なことを考えなくてもほったらかしでいいからとなるが、著者も指摘しているようにデメリットもある。

実際に個別株に投資をして、美味しい思いをしたり痛い思いをして自分の経験にして、次はどうするか軌道修正しながら上達する過程が、積み立て投資だと得られない。

ネットで驚いたのが、「新NISAは政府の陰謀」と主張するある有名人の主張。

はっきり名前は書いていないが「こりん星」出身で、現在女子大生でもあるあの人のことだ。

著者は「自分の頭で考えない人は株をやらないほうがいい」と述べている。

自分で調べないで、政府の陰謀を信じる人は、投資する際にも、誰かのおすすめ銘柄に飛びついて投資して、損したら猛烈に批判するのが目に見えている。

新NISAにおすすめ銘柄を公開していたり、初心者必見「株で失敗する人の特徴」ワースト9なども載っている。

一度、4万円台に達してから下げている日経平均株価だが、調整が終わればまた動いてくる。

そのときに備えて、準備しておかないとなあ。