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死を生きる 訪問診療医がみた709人の生老病死
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死を生きる 訪問診療医がみた709人の生老病死

小堀鴎一郎(著者)

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死を生きる 訪問診療医がみた709人の生老病死

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2024/04/19
JAN 9784022519795

死を生きる

¥2,420

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2024/10/13

著者は在宅医療に携わる、森鴎外の孫息子。 第1章の1では、著者の経歴が語られる。 最近の読みやすい文体ではないので、ややかしこまった印象である。 高齢者の看取りについて、実際の患者の最期が挙げられている。 私はまだ人生100年とすれば、死ぬにはだいぶ若すぎてピンとこない。 だが...

著者は在宅医療に携わる、森鴎外の孫息子。 第1章の1では、著者の経歴が語られる。 最近の読みやすい文体ではないので、ややかしこまった印象である。 高齢者の看取りについて、実際の患者の最期が挙げられている。 私はまだ人生100年とすれば、死ぬにはだいぶ若すぎてピンとこない。 だが、これから先、間違いなく死はやってくるし、高齢になるまで生きていれば、介護難民となる可能性だってある。 決して関係のない話ではない。 在宅死を望んでも、介護する家族が拒む場合があるそうだ。 そして病院はあくまで医療を提供する場である。 だから、本文中で女性医師が言うように、救命、延命をするはずの場所としては、「死」についてのあり方は、心情や倫理観に照らし非常に難しい問題を孕むのだろう。 本文ではあまり触れられていないが、在宅死は変死扱いになることも気になる。 事件性の有無を確認するのは致し方ないとしても、近年の変死の増加(都内前年比3000体以上)を考えると在宅死への何らかのアプローチが必要ではないか、と思う。 しかし私は医療、介護従事者等ではなく、これといった必要な手立てが思いつかない。 ただ、「介護と医療をシームレスに提供する包括的なヘルスケア」(113頁)が必要というのは理解しやすい。 しかし実際はまだまだ医療と介護のシマ争いや、介護職への理解の乏しさや低賃金重労働などクリアすべき問題が多い。 喫緊の課題について、政治家任せではいけない。 主権者は、わたしたちだ。 死は誰にも等しくやってくる。 見ないことにはできないし、その時考えるのでは遅きに失する。 本書は当初おもっていたものとは少々違っていたが、死を考え、介護について知ることができた事は大変有意義であった。

Posted by ブクログ

2024/05/22

患者一人一人に語るべき豊かな人生 自らの人生に深く根差した死に方を望んだ あなた方は記憶され、苦しみの声は届いた カルミネーション:それぞれの個人のあるべき終わり 死に対する意識的な準備 生への医療・命を永らえる医療→死への医療・命を終えるための医療 アドバンス・ケア・プランニン...

患者一人一人に語るべき豊かな人生 自らの人生に深く根差した死に方を望んだ あなた方は記憶され、苦しみの声は届いた カルミネーション:それぞれの個人のあるべき終わり 死に対する意識的な準備 生への医療・命を永らえる医療→死への医療・命を終えるための医療 アドバンス・ケア・プランニング=人生会議 医療と介護の境界 介護難民と死の差別化 営利追求と良質で適切なん医療提供 カルミネーションを実現するためにターニングポイント見極め 死を生きる

Posted by ブクログ

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