商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 立東舎/リットーミュージック |
発売年月日 | 2024/04/12 |
JAN | 9784845639977 |
- 書籍
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猿ヶ島
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猿ヶ島
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商品レビュー
3.4
7件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
絵と小説が一致していなくて絵を見ながら読んでいたら何がなんやらわからない。最後のロンドン博物館附属動物園の事務所に日本猿の遁走が報ぜられた。二匹行方不明との一文でもやぁとしていた頭がパッと光る。絵に騙された。また読み返すとはっきり内容がわかりスッキリ。 こんなスッキリしたのは久々か初めてか。。 絵に騙されたのは初めてだ。
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自由か安定か 今の現代にも通ずるところがあると思った。 私がもしこの猿だったら、週3回くらいは動物園にいて、それ以外は脱走したいかな。 安定と自由両方バランスをとって生活していたいかも。今の自分の願いでもある。 そのためには、まずは断捨離なのかな。 それにしても、日本文学は最後に答え合わせがあって2度読んでしまうことが多い気がする。 人の解釈を読むのも楽しい。
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はい好評につき(どこでよ?)第2回読まずにレビューーーー! ドンドンドンパフー ※読まずにレビューとは?カリスマレビュアーひまわりめろんさんが作者とタイトルと表紙のイラストから本の内容を推測し、レビューまで書いちゃうという 乙女の本棚シリーズちょっと飽きてきたんじゃね?と思われ...
はい好評につき(どこでよ?)第2回読まずにレビューーーー! ドンドンドンパフー ※読まずにレビューとは?カリスマレビュアーひまわりめろんさんが作者とタイトルと表紙のイラストから本の内容を推測し、レビューまで書いちゃうという 乙女の本棚シリーズちょっと飽きてきたんじゃね?と思われかねない大胆企画でございます!あざーす!大歓声あざーす! はい、太宰っちの『猿ヶ島』です 『葉桜と魔笛』で太宰っちの世界観をインプットして準備万端での「読まずにレビュー」です 間違いなく物悲しい物語です 出会いと別れの物語です タイトル『猿ヶ島』です 安直で申し訳ないが、どう考えても『鬼ヶ島』です 裏表紙には和装で鉢巻の男性…もう桃太郎じゃん!成長した桃太郎じゃん あれから10年…時が経つのは早いなぁの桃太郎じゃん 鬼退治です 鬼退治はしましたが、やはり鬼皆殺しってわけにはいきませんよ いくらなんでも皆殺しは行き過ぎですもん だって悪さしてたのは一部です 一部の鬼だけなんです それで女子供も皆殺しなんてそんなわけないです 子どもたちのヒーローそんなことしません でもやっぱりちょっと不安 鬼は鬼ですからね そこで猿です 残った鬼たちが二度と悪さをしないように管理者として『鬼ヶ島』に残ったのが猿です 自ら志願して残りました さすが猿です 最初のうちはね桃太郎も結構頻繁に手紙とか書いてたんですよ「最近どう?」なんてね でもやっぱりそこはほら桃ちゃんも色々忙しいじゃないですか? 観光大使とか 元々そんなに筆まめなタイプじゃないし まぁ、猿なら上手くやってくれるだろうってね ところがどっこい もう彼女とか呼んじゃってね やりたい放題ですよ 島の名前も『猿ヶ島』に変えちゃってね 親戚一同移住ですよ 鬼たちから搾取搾取ですよ なんていうかね やっぱり環境が人(猿)を変えちゃったんです 楽して稼ぐの覚えちゃうとね 悲しいけどそれが現実 そういう教訓に満ちた物語でした
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