商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2024/03/19 |
JAN | 9784309504506 |
- 書籍
- 新書
甲子園球場 100年史
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甲子園球場 100年史
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8月1日の記念すべき日の甲子園観戦の前に一気に読んだ。 黎明期を支えたのはライバル関係。 ひとつは阪神と阪急。阪神電鉄の執着、中学野球選手権で先を越された阪急への対抗心の原点の部分は面白かった。難工事であったこと、壮大な構想のひとつだったことを知る。アメリカ帰りの阪神専務・三崎省...
8月1日の記念すべき日の甲子園観戦の前に一気に読んだ。 黎明期を支えたのはライバル関係。 ひとつは阪神と阪急。阪神電鉄の執着、中学野球選手権で先を越された阪急への対抗心の原点の部分は面白かった。難工事であったこと、壮大な構想のひとつだったことを知る。アメリカ帰りの阪神専務・三崎省三なかりせばとも思う。 もつひとつは学生野球人気にあやかって中学野球の全国大会を始めた朝日新聞と、それに対抗して選抜大会を翌年に始めた毎日新聞。経済のパイが拡大する時のライバル関係は色んな意味でプラスに働く。 タイガースや高校野球の甲子園名勝負の部分は自分も知っている話が多く、やや冗長かな。 最後にアメリカでも懐古的な球場が見直されていることにも触れながら、甲子園ドームが実現しなかったことを前向きに評価している。 で、久しぶりに甲子園のナイターを見たけれども演出はとてもよくなっている。ファンは変わらず熱狂的。変わらないために変わる、保守するための改革、というエドマンド・パークのことばを思い出した。すばらしい球場です。
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