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100分間で楽しむ名作小説 走れメロス 角川文庫
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100分間で楽しむ名作小説 走れメロス 角川文庫

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100分間で楽しむ名作小説 走れメロス 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2024/03/15
JAN 9784041148136

100分間で楽しむ名作小説 走れメロス

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商品レビュー

4.1

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2026/06/19

本日は 太宰治の誕生日で 文学忌、桜桃忌 久しぶりに 「走れメロス」です。 1940年「新潮」に初出の本作。 おそらく最初に読んだのは中学の教科書だったと思う。当時は、これが太宰治の作品だという意識は薄く、むしろ海外の説話のような印象を抱いていた。 しかし今あらためて読むと、檀...

本日は 太宰治の誕生日で 文学忌、桜桃忌 久しぶりに 「走れメロス」です。 1940年「新潮」に初出の本作。 おそらく最初に読んだのは中学の教科書だったと思う。当時は、これが太宰治の作品だという意識は薄く、むしろ海外の説話のような印象を抱いていた。 しかし今あらためて読むと、檀一雄や井伏鱒二のエッセイから伝わる熱海での借金話や、太宰自身の生活ぶりが重なり、端々の文章がどこか自虐的にも響いてくる。そうした背景を知った上で読むと、一層興趣が深まります。 『走れメロス』に影響を与えたとされるのは、古代ギリシャの「ダモンとピュティアス」の伝説。その伝説は古代ローマの著述家ヒュギヌスらによって後世に伝えられたといいいます。 では太宰治はこの物語をどのように読んだのか。18世紀にフリードリヒ・シラーが詩「保証(Die Bürgschaft)」として再創作し、それが小栗孝則訳「人質」(『新編シラー詩抄』、1937年刊)として日本で紹介された。この訳詩が『走れメロス』の種本ではないかという研究があります。 その後、1938年には例の熱海事件が起こり、1940年に『走れメロス』が発表された。 太宰治は単なる翻案に終わらせず、走る意味や時間的制約、そしてメロスの激しい感情の揺れを描き込み、新たな小説として創作しています。 長年この作品が教科書教材であり続けたのは、走るメロスの誠実さと、それを待つ友との信頼という、道徳的要素が色濃く描かれているからでしょうが、もちろん、教材として扱いやすい分量であることも大きいと思います。 しかし情報過多の現代では、作品だけでなく、その作者である太宰治の破天荒な生涯や熱海事件まで容易に知ることができてしまう。メロスのような人物とは到底思えない太宰治を知った中学生に、先生たちはこの作品をどう教えるのだろう。 頑張れ、日本。 「富嶽百景」 読み始めて思い出したのは、井伏鱒二の『太宰治』です。確か御坂峠での思い出が書かれていて、「私はおならをしていない」と太宰の記述を訂正していたような記憶がある。 『富嶽百景』は、富嶽三十六景を意識した題名ながら、太宰自身の心情と富士山の表情を重ねて描いた、随筆と小説の中間のような作品に感じます。 有名な「富士には月見草がよく似合ふ」という一節。その真意は今もよくわからない。雄大で孤高の富士と、どこにでも咲く可憐な月見草。その対比は面白いが、富士山には何でも似合う気もする。 私は長く富士山の近くに住んでいました。窓を開けても、玄関を出ても富士山が見える。そんな土地で暮らしていると、富士山は特別な存在であると同時に、日常の風景でもあります。 以前、駅で旅行者らしい女性に「あの青い山は何ですか」と尋ねられたことがあった。富士山に決まっているだろうと思ったが、考えてみれば、雪の少ない季節の富士山は案外それらしく見えない。逆に天気が良すぎると、風景の中で浮いて見えることさえある。 この作品を読むと、人それぞれに違う富士山が見えているのだろうと思う。 「東京八景」 1941年(昭和16年)1月号 雑誌 『文学界』 著者が十年間の東京生活を振り返り、その風景を描いた作品。 実は私も部屋に東京全図を貼っている。『東京八景』で太宰治が地図を広げて眺める気持ちがよくわかる。 地方出身者にとって、東京を把握するのは案外難しい。目的地だけを調べて出かけると、その周辺がどうつながっているのかわからなくなるのですね。地図にタックシールを貼りながら 少しずつ東京を覚えていくんです。

Posted by ブクログ

2026/06/19

『走れメロス』 【月イチ文豪生活】 の お時間です♪ 六月の 姐さん♥ のお題 第一弾は 太宰治ちゃん で...

『走れメロス』 【月イチ文豪生活】 の お時間です♪ 六月の 姐さん♥ のお題 第一弾は 太宰治ちゃん です (-^艸^-)ヘヘヘ 六月十九日 太宰治を偲ぶ 【桜桃忌】 「メロスは激怒した」で始まるこの物語。 中・高生の時 読んだなぁ…って 懐かしく読み進めました。 二十頁程の短篇小説。 今回 初めてじゃないのに…泣けたんです。 号泣じゃないですよ( *´艸`) なんか グッときました。 メロス と セリヌンティウス が ほんの一瞬だけど…相手を疑ってしまう 「もしかしたら来ないかもしれない」 「もしかしたら自分は見捨てられたのかも しれない」 そんなふうに… 弱い気持ちが心をよぎる それなのに 最後に二人は、 「自分は一瞬疑った」 …と いう、自分にとって都合の悪い真実を隠さず相手に伝えて 抱き合うの。゚(゚´Д`゚)゜。 こんな話だったっけ? こんなに泣けたっけ? メロスは激怒して… 妹の結婚式…そして… 一生懸命走った記憶しかない ‪(  ・᷄ ᴗ・᷅ )ゝてへっ 記憶って本当に怖いですね( ͡ ͜ ͡ ) 人間の弱さ や 脆さ、醜さなんかを描くのが 太宰治は上手なんだと思う。 そして、きっと… 若いうちには感じ取れなかったことを、 この歳になって少しずつ理解できるようになって きたんじゃないかしら( *´艸`) それなら 良かったんじゃないかな♪ あんなに短い短篇でギュっと心を掴まれた感じがしたのには正直驚きなのです 他にも読んでみようと思います(⁎⁍̴̛ᴗ⁍̴̛⁎) ちょっぴり丁寧に読みたいな♪ 今はそんな気持ちです✨️ そして… 純文学とは を知りたいです。 六月の 【月イチ文豪生活】 後半へつづく♥

Posted by ブクログ

2026/04/27

学生のときぶりに、走れメロスを読みました。 メロスよりも王様に寄ってしまって、救われたようなモヤモヤするような読了になりました。昔、どんな感想があったかは全く思い出せませんでした。 富嶽百景と東京八景は初見で面白く、時に苦しくなりながら読みました。 太宰の作品をもっと読みたいと思...

学生のときぶりに、走れメロスを読みました。 メロスよりも王様に寄ってしまって、救われたようなモヤモヤするような読了になりました。昔、どんな感想があったかは全く思い出せませんでした。 富嶽百景と東京八景は初見で面白く、時に苦しくなりながら読みました。 太宰の作品をもっと読みたいと思いました。結末は分かっているのに、なぜか幸せになって欲しいと願ってしまうようなダメな人だな、と。 どの作品も読みやすかったです。

Posted by ブクログ

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