商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2024/03/14 |
| JAN | 9784065350317 |
- 書籍
- 文庫
帝国大学の誕生
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帝国大学の誕生
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商品レビュー
5
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- ネタバレ
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・帝国大学のモデルはドイツではない。ドイツは「学問の自由ー修学の自由、教授の自由」(学年制ではなく試験はなく卒業資格もない。)。帝国大学成立までは、大学南校ー東京大学、大学東校ー医学校(独)工部大学校(英仏蘭独)、司法省法学校(仏)が並び立ち、当初は工科が優勢。 ・帝国大学は官僚養成だが、ドイツ・オーストリアの官房学ではなく法科中心。立法による近代国家育成が目的であり、工科をしのぐ。法科は、司法省法学校、東京大学法学部・文学部政治及理財学科がまとまる。 ・官僚養成は、フランスを除くヨーロッパの古典学重視ではなく法学重視ではあったが、法学といっても実学・技術法学ではなく虚学法学。高級官僚の権威付けには実学で明確に差異がでるものより虚学の方が適当。 ・講座制は、教授の地位向上と年俸アップのほか、専門馬鹿にして政治に口出さないようにする(本当か?)ため。講座制導入時の教授は少壮気鋭の洋行帰りの学者だったが、大正まで居座り、アカデミズムの停滞を招いた。
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図書館の新規入庫棚にあったため、手に取った本。 帝国大学、現東大の歴史を明治前後から紐解いたこの本の中で、「制度はその必要性、需要があって初めて設計、運用されるものである」という、「他から制度を借りてきて適用する」ことが得意だとされる日本人に対する批判が冴えわたる。 明治維新は...
図書館の新規入庫棚にあったため、手に取った本。 帝国大学、現東大の歴史を明治前後から紐解いたこの本の中で、「制度はその必要性、需要があって初めて設計、運用されるものである」という、「他から制度を借りてきて適用する」ことが得意だとされる日本人に対する批判が冴えわたる。 明治維新は、今では近代化のモデルとしてもてはやされることも多いけど、時間的にはあまりにも短期間でいろいろなものを変えすぎたのだろうなと、高等教育制度一つとっても思う次第。
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