1,800円以上の注文で送料無料

もっと知りたい日本の書 アート・ビギナーズ・コレクション
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍

もっと知りたい日本の書 アート・ビギナーズ・コレクション

田中亮(著者)

追加する に追加する

もっと知りたい日本の書 アート・ビギナーズ・コレクション

2,420

獲得ポイント22P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京美術
発売年月日 2024/02/28
JAN 9784808713010

もっと知りたい日本の書

¥2,420

商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/05/22

「書」をアートとして理解するヒントが書かれている。 美術館へ絵を見に行くのと「書」の展示を観るのは同じこと。 書道の素養無くしても書を鑑賞できる道を教えてくれる内容。 書の歴史の基本をこの本で学べる。 書の見方の第一歩を踏み出せる内容。

Posted by ブクログ

2024/03/21

大河「光る君へ」関連で永井路子の「この世をば」を読んだら、藤原佐理が出てきた。道長とは祖父同士が兄弟のはとこ。「離洛ノ後、・・」で始まるみっともない手紙がその名筆ゆえ現在は「離洛帖」として国宝になっている、と書かれていた。 この本に出てるかな、と思ったら、「和様書の完成 三蹟」...

大河「光る君へ」関連で永井路子の「この世をば」を読んだら、藤原佐理が出てきた。道長とは祖父同士が兄弟のはとこ。「離洛ノ後、・・」で始まるみっともない手紙がその名筆ゆえ現在は「離洛帖」として国宝になっている、と書かれていた。 この本に出てるかな、と思ったら、「和様書の完成 三蹟」として出ていた。 出ていたのは「恩命帖」32.1×146.3cm(皇居三の丸尚蔵館蔵) パッと見、全部仮名文字? というほどの細いくねった線。だが読み下しを見ると全部漢字だった。活字の漢字と書がまったく連動できない・・(泣) これは「佐理謹奉恩命恐々」で始まる、詫び状だとのこと。天元5年(982)正月の射遺所の役に関連するもので、佐理39才の筆と考えられている。明治11年(1878)、近衛家より皇室に献上された。 詫び状なのに奔放な書きぶり、との解説。「離洛帖」はとりなしのお頼みの手紙、これは詫び状・・う~む。解説だと、「かなり風変わりな人物だったようで、歴史物語の「大鏡」では、”日本第一の御手”と称えられる一方、”如泥人(じょだいにん)”~泥のようにぐずぐずした人との酷評も受けている」とある。 「恩命帖」(皇居三の丸尚蔵館) https://shozokan.nich.go.jp/collection/object/SZK003046 「恩命帖」天来書院 https://www.shodo.co.jp/blog/yume2021/494/ 儀式で使う矢が届かなかったことに対する申し開きをし、あわてて善後策を提示する手紙、とある。 また「和様書」の特徴は、筆に角度をつけて書かれる結果、起・送・収筆が柔らかくなり、丸みを帯びた字形になることだ、とあった。 三蹟 小野道風(894-966)、藤原佐里(944-998)、藤原行成(972-1027) 小野道風は「屏風土代」が載っている。太く力強い感じ。 藤原行成は「白氏詩巻」。和様書の解説のとおり丸みを帯びた漢字。やわらかい。端正な字姿に行成の謙虚な人柄がうかがえるとある。 2024.3.10初版第1刷 図書館

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品