商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2024/02/09 |
JAN | 9784121101471 |
- 書籍
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統帥権の独立
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統帥権の独立
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商品レビュー
3
3件のお客様レビュー
戦前においては、軍部ほか各担当が自己主張が強い割には、外部影響には無関心、無責任なのが問題だったように思う。
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統帥権の独立が戦争の拡大を引き起こしたという説は知っていたが、詳細を解説する書籍は初めて読んだ。 天皇を輔弼あるいは輔翼するルートが二つあるということで対立が生まれるのは、当然であり、その対立を解消出来るのは天皇だけという意思決定機関の設計であった訳で、やはり戦争責任は天皇にあっ...
統帥権の独立が戦争の拡大を引き起こしたという説は知っていたが、詳細を解説する書籍は初めて読んだ。 天皇を輔弼あるいは輔翼するルートが二つあるということで対立が生まれるのは、当然であり、その対立を解消出来るのは天皇だけという意思決定機関の設計であった訳で、やはり戦争責任は天皇にあったと言わざるを得ない。 この機関設計をしたのは、昭和天皇ではないので気の毒ではあるが、結果責任は負わないといけない。 では、昭和天皇に機関設計を変更するようなことが出来たかというと何も出来なかったであろうし、やはり戦争に負けて外圧で変わるしかなかったと考えると気が重くなる。 まあ、平安時代から、天皇も軍事組織も、お互いに責任を取らないことでやってきた国だから、そんなもんかも知れないが。
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陸軍の暴走をもたらし、帝国日本崩壊の最大要因とされる統帥権の独立。この通説を見直し、軍事の特殊専門意識から描く日本近代の通史
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