商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2024/01/31 |
JAN | 9784344987180 |
- 書籍
- 新書
日本語の大疑問(2)
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日本語の大疑問(2)
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商品レビュー
3.5
3件のお客様レビュー
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1冊目の「日本語の大疑問」がとても面白かったので、続編も買ってみました。2も非常に勉強になるし、興味深かったです。 長さには関係ないのに、「1ミリも~~ない」という言い方、私もよく言います。全然~~ない、という意味を強調するときに使います。「それは日本語として間違っている!」とかではなくて、これまでだれがどんなときに使っていたか、事例を紹介していたりして面白い。政治家もけっこう使っている。蓮舫氏が国会で、与党を批判するときに「1ミリどころか0.1ミリも説明できていないじゃないですか!」みたいなことを言ったとか笑。議員が疑惑を追求された場面で「1ミリどころか1ミクロンも関わっていない」と言ったとか。おぉ!どんどん単位が小さくなる~!昭和には1センチとか言っていたのが、どんどん小さくなってるみたいです。これからは1ミクロンが主流になるかも? あと前から私もモヤモヤしていた、「GO TOトラベル」は英語の文法としては間違っているのになぜ日本で定着したのか、とか、興味深かったです。 ムショ帰りの「ムショ」は実は刑務所のことではない、というのはびっくりです。ムショって、「むしよせば」から来てるんだって。 あと、英語で「現在完了形」を学習するとき、すごく難しく感じるけど、実は日本語の助動詞にもかつては「現在完了」を表すものがあったらしい。「~~たり」とか「~~ぬ」とか。古典ででてくる語尾の形ですね。これがだんだん、日本では存在理由が薄れていって、使われなくなったというわけです。 とっても興味深いと思いました!
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前回同様に詳しく解説されていてよかった。ことばの歴史を紐解くいていくことは普段の使用法を相対化するのだと改めて知った。第4章の格助詞「が」と「の」の解説がおもしろかった。
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<目次> 第1章 若者ことば・話しことばのナゾ 第2章 どうにもモヤッとすることば 第3章 文字にまつわるミステリー 第4章 そろそろ決着をつけたい日本語 第5章 ことばの歴史を探る 第6章 外国人学習者がとまどう日本語 <内容> 現代の日本語にまつわる諸問題を質疑という形でまとめた第2弾。「そうだな」と思うこと、「そうかな?」と思うこと、いろいろあった。人によって気になることも多々。確かに日本語は難しい…。
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