商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 大和出版 |
発売年月日 | 2024/02/16 |
JAN | 9784804718880 |
- 書籍
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イラスト図解 5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本
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イラスト図解 5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本
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スピーチライターである「ひきたよしあき」氏の書籍である。言葉がでない。これをなくすための本である。 結論から言えば、いかに臨場感を高めるか。そのための手法を習慣化するか。この2点を徹底的にまとめたものである。 コピーライターが作者の話や書籍を読んだこあともある。この書籍に書いてあることを習慣化しているという。つまり、言葉を扱う仕事をしている人その中でも成功しているには必須の習慣ということだ。 この習慣の意味するところはなにか。ひとつはコピーライターででない人はやっていないこと。もう一つは臨場感をバグ上げする言葉を選び取る能力であるということ。 コピーライターでないひと。これはつまりコピーライターにとってのお客さんである。このお客さんにいかに「すごい」を言わせるか。そこが言葉を扱う商売の本質である。であればそれをどうやって発見するのか。何も特別なことを経験しろとは言っていない。むしろ普段の生活の中から言葉に関する感性を磨いていく。そのような内容だ。 もう一つは臨場感のバク上げである。結局のところ言葉を読んで行動してもらわなければならない。ただ「すげー」では儲からない。店に足を運んでもらう、などの行動変容を起こす必要がある。一方、人間いや動物というものは怠惰である。単に怠惰な訳ではない。生存に不要なことは極力やらない。省エネなのである。今は飽食の時代友いわれる。一方、人類誕生の300万年前は、食べ物(エサ)は豊富にあるわけはない。最小のコストで食べ物を得る必要がある。そうしなければ餓死してしまう。 これは何を言っているのかというと食べ物を得なければ死んでしまう。このような動機がなければ人は行動しないのである。すげーだけでは行動に結びつかない。ではどうするか。それが臨場感である。つまり、数語の言葉を聴いた瞬間にその世界にあたかも居るように思う。錯覚させる。それが重要なのである。 言葉のプロではない私たちには関係ない。そういう声も聞こえてきそうだ。本当にそうなのだろうか。私たちにも自分や他者の行動変容を期待することは多い。であれば本書の行動をまねることを得られるメリットは大きいと言わざるをえない。
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