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内なる罪と光 ハヤカワ・ミステリ文庫
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内なる罪と光 ハヤカワ・ミステリ文庫

ジョアン・トンプキンス(著者), 矢島真理(訳者)

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内なる罪と光 ハヤカワ・ミステリ文庫

1,848

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2024/01/24
JAN 9784151859014

内なる罪と光

¥1,848

商品レビュー

3.3

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2024/06/11
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・あらすじ アメリカ ワシントン州の架空の町ポート・ファーロングが舞台。 小さな町でジョナという高校生が幼馴染のダニエルを殺害し自殺するという事件が起こる。 事件の傷も癒えぬ中、ダニエルの父親であるアイザックの家にエヴァンジェリンという16歳の少女が迷い込む。 この少女の目的はなんなのか? アイザック、エヴァンジェリン、ジョナの3視点から描かれるヒューマンドラマ。 ・感想 ミステリーかと思ってたら全く謎はなかった。 3部構成にする区切りの意味も分からなかったし、700ページもあったのに展開が平坦…。 登場人物たちがロリー以外全員自分勝手だったのも読んでてキツかった。 とくにエヴァンジェリンは無関係の他人の家に転がりこんで起きながら攻撃的で、自分勝手。 機能不全家庭育ちで母親に捨てられ孤児同然だった境遇が悲惨だったから一般的な常識が欠如してるのは理解できるけど、それにしても好感は持てなかった。 アイザックもエヴァンジェリンも虚勢張って誰にも心を開けなかった己を自覚し(アイザックは教義の為、エヴァンジェリンは不幸な生い立ちの為)、ぎこちないながらも家族ごっこの状態から真の家族になるための話なのかな。 アイザックがクエーカー教徒というあまり馴染みのない宗派の教徒で、その宗教に関する描写は興味深かった。 神との対話を重要し、己の魂の内から神の声を聞く、という教義だという。 特にクリアネス委員会という数名のクエーカー教徒が集合し、悩みを持つ仲間のために共に時間を過ごし解決を手助けするのではなく悩みや沈黙に傾聴する、という集会は面白かった。 「沈黙」することで「己の内にある真実(神)の声に耳を傾ける」という目的らしいけど、「禅」と似ている様でその「沈黙」の目的は全く正反対なのでは?興味深い。 「内なる光」という概念までいかずとも日本人も「お天道様がみてるぞ」的な思想はある。 でも多分考え方はぜんぜん違うんだろうなー。 己の良心に悖る行動は慎むための制約ではなく「神の言葉」を聞くんだもんね… 。 己の中にある声は己の声でしか無いのでは……?としか思えない私。己=神ってこと?? 海外作品読んでるとキリスト教の「神」の立ち位置?考え方?がやっぱり理解出来ないなと思う。 でもこの「沈黙」は情報が24時間絶えず五感を刺激し渦巻いている現代社会には必要なマインドリセット方法だなと思った。 アイザックは敬虔な教徒であろうと努力してるのでコミュニケーションに齟齬が生まれやすい。 言葉にはしないのに不機嫌オーラは出してくる。 そういう人間と家庭生活を営むのはキツイだろうなと思った。 ジョナも良くわかんないし…。 スピリチュアルな側面が強いのとヒューマンドラマにしては登場人物が感情的過ぎてちょっとついていけなかったかも。 唯一の癒しはやはり犬のルーファス。ルーファスが可愛くて、死んじゃうところはちょっと泣いた。 ルーファスがいたから星2つけてる。

Posted by ブクログ

2024/02/24

1人息子を殺され、妻にも去られたアイザックと、息子と関係した事のある孤独な少女が主人公。派手な場面は無く、当事者の心の内側を延々と晒すのだが、奥深い描写が続き目が離せない。息子への愛情や他者へ不器用なアイザックの見せる苛立ちや赦しが哀しい。唯一犬のルーファスの存在が救いだった。

Posted by ブクログ

2024/02/21

殺人事件で息子を失ったアイザックの前に突然現れた16歳のエヴァンジェリン。家族も家もない少女との共同生活が始まる。息子が殺害された影響が色んなところに出ていて、エヴァンジェリンに対する力になりたいという気持ちと、時折感じる苛立ちにアイザックの感情の揺れが見える。アイザックが自分の...

殺人事件で息子を失ったアイザックの前に突然現れた16歳のエヴァンジェリン。家族も家もない少女との共同生活が始まる。息子が殺害された影響が色んなところに出ていて、エヴァンジェリンに対する力になりたいという気持ちと、時折感じる苛立ちにアイザックの感情の揺れが見える。アイザックが自分の心の内を深くのぞいていくほどに見えてくる自分と息子へと思いや、エヴァンジェリンとのこれから。それらに視点が絞られていくような終盤がいい。それとアイザックの飼い犬のルーファスが心のよりどころのような存在でとにかくかわいい。著者デビュー作だけど今後も読みたいと思える面白さ。

Posted by ブクログ

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