商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 飛鳥新社 |
発売年月日 | 2024/02/10 |
JAN | 9784864109758 |
- 書籍
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新しい戦争の時代の戦略的思考
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新しい戦争の時代の戦略的思考
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地政学者の奥山真司氏の初学者向けの戦略解説書。週末にさっと読み切れてしまう分量なれど、コンパクトに戦略論のエッセンスや台湾有事やアメリカの動向など最新の議論も含めて学ぶことができる。入門書だが、背景には氏の膨大な研究と読書量が詰まっており、今後、関心を持った読者が深掘りできるよう...
地政学者の奥山真司氏の初学者向けの戦略解説書。週末にさっと読み切れてしまう分量なれど、コンパクトに戦略論のエッセンスや台湾有事やアメリカの動向など最新の議論も含めて学ぶことができる。入門書だが、背景には氏の膨大な研究と読書量が詰まっており、今後、関心を持った読者が深掘りできるようにさまざまなテキストや記事が紹介されている(巻末に参考文献一覧があればさらに良かった) 個人的に印象を持った点は、次の通り。 ①戦略には、常に相手の行動が存在することを忘れがち。相手のリアクションも考えるべき。 ②この点、戦略シミュレーションは政策決定者が、自らの選択肢や相手の対応を考える上で有益 ③アメリカの戦略三正面は、西欧、中東、アジア。この中での資源のやりくり。 ④台湾有事はいわば冷戦時代のフルダギャップ。大きくフォーカスされた本件よりも、サラエボ事件的な偶発的なものから事態が進展する可能性もあり、ソフト・ハードの備えを持った上で柔軟に考えるべき ⑤日本の安保言論空間は、相手の存在が無く、日本だけが何もしなければ平和になるという戦略的視点が欠けている。むしろ、敵を愛し、敵のことを徹底的に知って掘り下げることが必要。
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戦いにおいて戦略を誤るのは、相手の動きを想定していないから、、、 ロシアのウクライナ侵攻がうまくいかないのは、まさにそれ、、、 見誤った、ってやつ。 希望的観測で物事を決めるとろくなことはない。 第二次大戦の日本も、 「日露戦争であのロシアに勝ったのだから、総力戦でアメリカにも勝...
戦いにおいて戦略を誤るのは、相手の動きを想定していないから、、、 ロシアのウクライナ侵攻がうまくいかないのは、まさにそれ、、、 見誤った、ってやつ。 希望的観測で物事を決めるとろくなことはない。 第二次大戦の日本も、 「日露戦争であのロシアに勝ったのだから、総力戦でアメリカにも勝てる」 などと、まさに希望的観測で泥沼にはまり、多くの市民が爆撃で殺され、 軍人は餓死、病死で亡くなった。 ・・・ということが書いてある本ではない。 なんだか当たり前のことを言っているような本、、、 現在のウクライナ、中国、台湾問題を分析する本、と思えばいいのかな。 いずれにしても日本は80年闘っていない国。 そんな国が調子に乗れば痛い目に合う。 指揮できる人材などいないのだから。 1章 プーチンが変えた世界秩序 2章 ロシアがもたらす本当の脅威とは 3章 日本に突きつけられた「現実の戦争」 4章 トランプが進めた分断 5章 内戦に向かうアメリカ 6章 アメリカの大戦略 7章 揺れる対中戦略 8章 中国というリスクに対抗する 9章 危機に乗じる中国「次の一手」 10章 迫る台湾有事への備え 11章 このままでは有事に対応できない 12章 日本に足りないものは何か 13章 予測される国論の分裂 終章 戦略論思考で日本を変える
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世界情勢、現代の戦争の客観的見方、戦略とは、日本に必要なこととは、を学べた、 相手のリアクションを勘案することなど、実務の仕事でも考え方を活かせることがある。 ウォーゲームはどこかでできないかなぁ。 学校で現代の戦争や戦略について学ぶ時間を増やすべきについては同意。
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