商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2024/01/23 |
| JAN | 9784004320050 |
- 書籍
- 新書
暴力とポピュリズムのアメリカ史
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暴力とポピュリズムのアメリカ史
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憲法修正第2条に規定されているミリシアの変容を建国前の植民地期から現在に至るまで分析したもの。 憲法修正第2条は「よく規律されたミリシアは,自由な国家の安全にとって重要であるので,人民が武器を保有し携帯する権利を侵してはならない。」というもの。アメリカの人民による統治を示したも...
憲法修正第2条に規定されているミリシアの変容を建国前の植民地期から現在に至るまで分析したもの。 憲法修正第2条は「よく規律されたミリシアは,自由な国家の安全にとって重要であるので,人民が武器を保有し携帯する権利を侵してはならない。」というもの。アメリカの人民による統治を示したものといえる。 ミリシアには州軍としてのミリシアと現在のポピュリズムを担う民間団体としてのミリシアがある。両者は全くの別物であるが,本書は前者に特に焦点を当てていた。 植民地自体の自らのコミュニティを守る自警団的な組織であったものが,数々の戦争を経るなかで最終的には連邦政府の予備軍としての位置づけになった。 連邦補助金を得るには,連邦統一の基準に従う必要がある点についてはアメリカ的な分権システムだなと思った。 ポピュリズムの運動に関して連邦政府が州政府に介入するかどうかのなかで,レーガン以降の共和党政権は介入しないが,民主党政権になったときにポピュリズム団体としては備える必要がある。そうした流れのなかに,2つ目のポピュリズムを担う民間団体としてのミリシアが位置付けられていて,なるほどと思った。 自らの信じる自由(同じ考えを持つコミュニティ)を守る民間団体のミリシアは植民地時代の当初のミリシアに近いのであろうか。 政治からの自由を実現する手段としてミリシアがあり、自由を侵害する政府に対しては暴力もじさない。アメリカ独特の自由観、統治の考え方だと思った。 それを保障するのが憲法修正第2条ということだろう。 また当初は人民がミリシアを組織して武装することを保障するものであったが,保守派によって市民の銃を持つ権利を保障する条項として解釈されるようになった。 アメリカ的な自由が模索されてきたなかでの到達点。連邦議会襲撃や銃犯罪といった課題があるという認識だが,これらをアメリカがどう乗り越えて自由を追求していくのかみていきたい。
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この本を読むとアメリカは全く民主主義の国ではないし、今なお差別が蔓延している国なのだとわかる。国際協調を訴えていたウィルソンも民主党の党利党略から抜け出せていないし、奴隷解放に取り組んでいたのが共和党だったというのもなんというか現状とチグハグすぎて混乱する。
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ときとして日本人には理解しがたいこともある米国の過激な政治のうねり、アメリカン・デモクラシーの根幹に迫る一冊です。 <こんな方にオススメ> (1)2024年アメリカ大統領選挙に興味がある (2)米国の歴史に興味がある (3)アメリカの銃社会を理解したい <概要> アメリカ...
ときとして日本人には理解しがたいこともある米国の過激な政治のうねり、アメリカン・デモクラシーの根幹に迫る一冊です。 <こんな方にオススメ> (1)2024年アメリカ大統領選挙に興味がある (2)米国の歴史に興味がある (3)アメリカの銃社会を理解したい <概要> アメリカにおける現在のいわゆる”州軍”(本書における”ミリシア”)の発生とその変遷を通じて米国政治史を総括している印象です。 全体で五章構成になっています。大きく言いますと3つに分かれると思われます。序章(はじめに)と第1章では2021年に起きた米国連邦議会襲撃事件を契機とした米国政治の現在のポピュリズムと結びつく暴力性についての見解が述べられています。 第2章から第5章までは、そのような米国政治の暴力性の起原・根源ともなったミリシア(民兵)と米国の軍政の歴史的変遷が米国の係った戦争(独立戦争から世界大戦など)とともに現代までを時系列的に解説されています。 最後に終章(おわりに)でふたたび、現在の米国内における混乱や分断を助長しかねない米国政治の人民武装理念(その根本となる合衆国憲法修正第2条)についての評価がまとめられています。 そのほかの詳細はブログ「note」内に記事を掲載しております。よかったら併せてご覧ください。 https://note.com/rekishi_info/n/nd6b9612e8000 (2024/08/12 上町嵩広)
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