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楽園
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楽園
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商品レビュー
3.5
8件のお客様レビュー
20世紀初頭、東アフリカで生きる少年の成長とその時代の生活、ヨーロッパ人に征服されつつある様子を描いた作品。騙されたり、暴力に訴えたり、大国の脅威になすすべがない様子が描かれている。このような書籍を読むと、生まれてくる時代や場所が異なるだけで自分もそうなったかもしれない、などと考...
20世紀初頭、東アフリカで生きる少年の成長とその時代の生活、ヨーロッパ人に征服されつつある様子を描いた作品。騙されたり、暴力に訴えたり、大国の脅威になすすべがない様子が描かれている。このような書籍を読むと、生まれてくる時代や場所が異なるだけで自分もそうなったかもしれない、などと考えるのは浅はかか・・。どんなふうに自分の中に取り入れられるのか考えていきたい。
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- ネタバレ
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ノーベル文学賞受賞の小説である。受賞によってアフリカの文学が知られるようになるのは望ましい。フィールドワークだけではなく、こうした小説で、タンザニアや東アフリカの生活を感じることができるので、学生にはおすすめであろう。
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アフリカ文学を読むの流れで手に取った作品。この本の前に読んだアチェべの「崩れゆく絆」と似て、作者が自らのルーツである文化を再構築して描いた作品。 まずは東アフリカの人種や文化の多様さに驚かされる。 しかし、人物の外見や情景があまり具体的に描かれない(みんなから美しいと言われるユフ...
アフリカ文学を読むの流れで手に取った作品。この本の前に読んだアチェべの「崩れゆく絆」と似て、作者が自らのルーツである文化を再構築して描いた作品。 まずは東アフリカの人種や文化の多様さに驚かされる。 しかし、人物の外見や情景があまり具体的に描かれない(みんなから美しいと言われるユフス、しかしスワヒリ人の美しさとは?)ので、読んでいてイメージが湧きにくいという難点はある。 それでもユフスと人々のやりとりが面白く、特にアズィズおじさんの隊商とともに様々な困難に遭いながら、先へと進んでいく様子は冒険譚のようでもあってワクワクした。
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