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G SPIRITS(Vol.70) 追悼特集 “テキサスの荒馬
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G SPIRITS(Vol.70) 追悼特集 “テキサスの荒馬"テリー・ファンク TATSUMI MOOK

辰巳出版(編者)

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G SPIRITS(Vol.70) 追悼特集 “テキサスの荒馬

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 辰巳出版
発売年月日 2023/12/22
JAN 9784777831043

G SPIRITS(Vol.70)

¥1,540

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2024/03/06

昭和のプロレスこそ多様性の世界だった 東洋の大巨人を筆頭に 黒い呪術師だの、アラビアの怪人だの、インドの狂虎だの そんなやつらがリングの内外をうろついていた 多様性は平和じゃない 流血沙汰が日常茶飯事だった それを見て熱狂する文明人には己を誇り 僻んだ心などけして見せぬ 高潔な野...

昭和のプロレスこそ多様性の世界だった 東洋の大巨人を筆頭に 黒い呪術師だの、アラビアの怪人だの、インドの狂虎だの そんなやつらがリングの内外をうろついていた 多様性は平和じゃない 流血沙汰が日常茶飯事だった それを見て熱狂する文明人には己を誇り 僻んだ心などけして見せぬ 高潔な野蛮人ども、それが昭和のプロレスラーだ テリー・ファンクもそのひとり アマリロの暴れ馬…要は田舎の白人であるが その純朴そうな見た目がウケて 若ハゲの兄、ドリー・ファンク・ジュニアと共に 日本の少年少女から絶大な人気を得た 高度な情報インフラの整備によって このような世界は失われ 均一志向がプロレス界にも広がっていった 野蛮人どもは文明のなかでキャラクターと化し 消費される存在となった テリー・ファンクも例に漏れない しかし本人は、引退と復帰を経てキャラクターを解離し 人間レスラーとして歩みはじめる印象があった

Posted by ブクログ

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