商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2023/12/19 |
JAN | 9784309504445 |
- 書籍
- 新書
関東の私鉄沿線格差
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
関東の私鉄沿線格差
¥979
在庫あり
商品レビュー
3.3
3件のお客様レビュー
なんだか不思議な本だ。 関東の私鉄各線をとことん分析する。 まあ予想通りといえば予想通りの西高東低。東急小田急あたりがイメージがいい。 面白かったのは新聞購読。 部数が一番多いのは読売だが、東急小田急あたりは朝日が多い、というところ。 さらに反保守、というあたり。 まあそういう傾...
なんだか不思議な本だ。 関東の私鉄各線をとことん分析する。 まあ予想通りといえば予想通りの西高東低。東急小田急あたりがイメージがいい。 面白かったのは新聞購読。 部数が一番多いのは読売だが、東急小田急あたりは朝日が多い、というところ。 さらに反保守、というあたり。 まあそういう傾向はあるんだろうな。 東武東上線の評価が割と高いのが意外、というところか。 そして西武がお家事情もあり、他の私鉄と比べ、百貨店、不動産、クレジットカード 等の連携が悪い、というのも興味深い。 もう少し著者の考えを読みたかった気がする。 都心に住むのは貧しい人で、余裕がある人は郊外に行く、というのはいつの価値観か 最近の都心回帰からするともっと掘り下げてほしい。 私自身どうせ住むなら昔江戸と呼ばれたエリアだなあ。 河出書房の新書、というのも面白い。KAWADE夢新書 S 444
Posted by
東洋経済オンラインに的確な鉄道コラムを載せる著者の本だから買ってみたが、まさかのイデオロギー的な問題により残念な本になってしまった。 要約すると「東京の西部はハイソで左寄りで金持ち、都心部はタワマンのセレブで無視、東部は低学歴で低収入で右翼だぜヒャッハー」となります。 思うに...
東洋経済オンラインに的確な鉄道コラムを載せる著者の本だから買ってみたが、まさかのイデオロギー的な問題により残念な本になってしまった。 要約すると「東京の西部はハイソで左寄りで金持ち、都心部はタワマンのセレブで無視、東部は低学歴で低収入で右翼だぜヒャッハー」となります。 思うに筆者は、早大卒だが収入はいまいちで、朝日新聞が好きな左派であることに優越感を持ち、大卒が多い三多摩に住んでいて山手線内側にコンプレックスがあり文化的なことに興味が薄いと推察した。 P77 「郊外で暮らし、電車で通い、都心で働くというのが理想的な生活といえよう。」 同頁「都心暮らしのセレブの話はよく聞くものの、例外的であり、一般には参考にならない。」 P181 「都心部やその近くではなく、都心から離れた住宅地でゆったりした暮らしを送る方が、実質的に豊かではないかと筆者は強く思っている。」 鉄道ライターの著者は、この思想に沿って本書を書いている。だから通勤時間や通勤距離や歴史的文化の有無、ましてや「東京」に住むことのメリットが無視されている。 東急と京王の通る区に高学歴高収入な層が住みファミリー層に人気の高いエリアであることは事実だ。 だが京王が国交省指定の開かずの踏切「日本一」でノロノロ運転なのは書かれていないとか痛勤は都合の悪い事実なのだろう。 また収入は都心7区のうち6区が上位に来ており7番目が著者の愛しき東急の牛耳る世田谷区(出展:総務省統計局「統計でみる市区町村のすがた2020」)。 申し訳ないが都心に住む層からすると、不便な立地で歴史や文化のない新興エリアにわざわざ引っ越したいとは思わない。 東京の山手線沿線を含めた東側に文化的歴史的な拠点が揃っており西部は100年程度しか歴史のないエリアで外国人が観光に来ることも殆どない。 過剰な西部贔屓と東部ディスが結論ありきで展開しているが、都心を入れると西って歴史的に魅力ない住宅地としか映らないんだよね。 格差っていうなら、東京メトロは私鉄だから都心も含めようよ。そしたらこんなに歪な本にならないから。 なお大して面白くもないが、P178からの第八章は読み応えがある。
Posted by
沿線事情がよく分かりました。なんとなく感じていた沿線地域によって経済格差があることもなるほどと腑に落ちました。
Posted by