商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2023/12/15 |
JAN | 9784087212938 |
- 書籍
- 新書
正義はどこへ行くのか 映画・アニメで読み解く「ヒーロー」
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正義はどこへ行くのか 映画・アニメで読み解く「ヒーロー」
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商品レビュー
3.2
7件のお客様レビュー
題名に惹かれて読んでみtが、こちらの思惑とは少し外れた内容で、イマイチ感。 年代の相違で、「新しい」ヒーローたちへの思い入れがないためか。 生み出されたヒーローが、その時代を映すとの識見には頷ける。
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圧倒的な“マジョリティ”として表象されてきたヒーローは、この多様性の社会のなかでどう変わっていくかという話をアメコミや洋画、漫画やアニメなどを通じて横断的に論じている本だった MCU作品とか海外のヒーローもの映画が好きな人はより読んでいておもしろいと思う。自分はそこまで映画に詳し...
圧倒的な“マジョリティ”として表象されてきたヒーローは、この多様性の社会のなかでどう変わっていくかという話をアメコミや洋画、漫画やアニメなどを通じて横断的に論じている本だった MCU作品とか海外のヒーローもの映画が好きな人はより読んでいておもしろいと思う。自分はそこまで映画に詳しいわけでもヒーローものに詳しいわけでもないので、なるほどそういう展開があるのね…と思いながら読んでいた 一番おもしろかったのはプリキュアがポストフェミニズムであること。本のなかでより詳しく言及されていたのは「HUGっと!」だけれどポストフェミニズムにおける理想像である「すべてを手に入れた女性像」を主人公が表しており、ポジティブさや機嫌の良さが息苦しいと論じられていた 私はたしかに仕事も家のことも美容のこともすべてを手に入れる女性というのは疲れるし、もっとゆるく生きていきたいので、プリキュアを観る女の子たちはもっとダメな女性であっても許されていいと思ってほしいという著者の言葉には大きく頷いた
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近所の書店で目に留まり、手に取った。 アメリカのヒーローを中心に、多様性やポストトゥルースの時代にヒーロー達はどのように正義を示しているのかを考察した一冊。 マーベル系の話題が多いこともあり、少し小難しく感じる議論も個人的には入りやすく感じた。 後半日本のヒーロー(扱いが大きい...
近所の書店で目に留まり、手に取った。 アメリカのヒーローを中心に、多様性やポストトゥルースの時代にヒーロー達はどのように正義を示しているのかを考察した一冊。 マーベル系の話題が多いこともあり、少し小難しく感じる議論も個人的には入りやすく感じた。 後半日本のヒーロー(扱いが大きいのは仮面ライダーとプリキュア)も採り上げており、アメリカとはまた別のアプローチながら、時代とともに変わっていってるというのをあらためて感じることができた。 善悪を作りにくい時代であるが、だからこそ著者の言うように新たなヒーローがどのようにアプローチしてくるかは、今後も追いたいと思えた。
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