伽藍の姫 ―がらんのひめ―(1) 百合姫C

こるせ(著者)

• 販売会社／発売会社: 一迅社
• 発売年月日: 2023/12/18
• JAN: 9784758026352

商品レビュー

2024/03/27

科学の暴走で天罰喰らって文明が後退した世界で姉様を探す物語。

イサナが古代の遺跡でモノツキに襲われたり、
ヒメに助けられたり、
村に連れ帰ったら監禁されたり、
一緒に抜け出して遺跡の谷を渡ったり、
途中でティレを救出して一緒に枝の街へ向かったり、
図書館が情報収集したり、
絨毯屋でイサナが意識を失って夢？記憶？を見たり、
枝の街がモノツキに襲われたり、
更に２体目が現れてヒメがピンチになったり、
イサナが覚醒してロボ召喚、
二人で協力してモノツキ２体を街の外に追い出したり、
フレナ似の人物？が現れたり。

まったくノーマークだったんだけど、メロンブックスで試し読みが出来たので内容が気になってしまって購入。
この手の世界観は大好きです（よくある設定ではあるけど）。
やたらとヒメの尻が描かれるのは 2B を意識してのことだろうか？

まさかロボバトルが始まるとは思わなかった。
正確には有人操作なのでパワードスーツ扱いになるんだろうか？

いまのところは伏線だらけで、何が起こっているのかは分からない。
けど、ウンザリすることもなく普通に続きが楽しみなので自分に合っているのだと思う。

あんな遠くの発煙筒の火薬の匂いが分かるって、イサナは犬か。

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《人物・生物》

イサナ：
主人公。
女の子。
なにやら秘密がある。
村にくる以前の記憶がない。

フレナ：
イサナの姉。
石様の巫女。
５年前にモノツキに攫われて消息不明。

ヒメ：
機械の人。
名前の由来はヒメアカリ。
イサナが名付けてくれた。
イサナが迷い込んだ遺跡に眠っていた。
モノツキに襲われているところを助けてくれた。
前腕が４本に別れたり、脚が動物のようになったりする。
フレナに似ている。
強い。

おばさん：
たぶん母親代わりの人。

大婆：
イサナの村の長老。
イサナ姉妹のことで何かを隠している。

司書：
イサナの村にいる図書館員のトップ。
本国の図書館から派遣されてきている。
なにやら本国とは違う思惑がある。

鳥：
カラス？
イサナと司書さんの連絡役。

図書館職員：
司書さんの部下。

ラド：
イサナを監禁していた牢屋の門番。
おそらく防人。

防人：
防衛隊みたいなもの？
モノツキを追い払ったりイサナを追跡したりする。

ティレ：
行商団の一員。
枝の街に向かう途中でモノツキに襲われているところを救出した。
一緒に枝の街へ。
そこで聖石を盗み出す？

エント：
枝の街の司書。
イサナの村の司書さんの後輩。
知識欲旺盛。

ニーキ：
枝の街の絨毯屋さんの看板娘。

マルタ
ニーキの祖母。
絨毯職人。

イエリナ：
たぶんニーキの友人。

姉妹：
イサナの夢？記憶？の中に登場した人物。
イサナは姉視点だった。

エバンズ：
イサナの夢？記憶？の中に登場した人物。
第三六機甲部隊の少佐。
アニマティモーネ隊。
姉妹との関連は不明。

巫女：
イサナの夢？記憶？の中に登場した人物。
姉妹との関連は不明。

ユリシーズ：
おそらくロボの名称。
アースポート防衛システム。
アニマティモーネで動く。

？？？：
イサナにロボを遣わせた人物。
フレナに似ている。

？？？：
イサナにロボを遣わせた人物の隣にいる何か。
フードを被っていて正体不明。
髪が生えているようだけど、明らかにデカすぎるのでモノツキなのかもしれない。

４本腕：
フレナを攫ったモノツキ。
ヒメのことではない。
イサナの村の近くの遺跡で遭遇してヒメに撃退される。
その際にフレナの髪飾りをドロップするが、それがフレナが生きている証となる。
・・・５年って月にして６０ヶ月、日だと２千日くらいになるんだけど、あの小さい髪飾りにどうやって記してたんだろう？

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《場所》

イサナの村：
正式名称不明。

遺跡の谷：
イサナの村と枝の街の間にある谷。

枝の街：
遺跡の谷を越えたところにある街。

図書館：
おそらく広域展開している学術機関。
いろいろな研究をしている。

学術都市マハーラ：
何処かの都市。
モノツキの研究をしている。

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《単語》

機械の人：
人型の機械。
物を食べたりも出来る。
要はヒメみたいな機械。

モノツキ：
魔物。
正体不明。
再生力がスゴく、基本的に不死。

石様：
モノツキを寄せ付けない石。
原理は不明。
枝の街では「聖石」と呼ばれている。

ヒメアカリ：
厳しい環境でも強く育つ植物。
赤い実をつける。
そのままだと強力な（たぶん）睡眠薬になるが、毒抜きすれば美味。